【留学後Story】休学ワーホリでメルボルンへ→国際結婚、そして現地就職
2023年11月26日
今回ご紹介するのは、大学を休学してオーストラリア・メルボルンにワーキングホリデーで渡航し、そのまま現地で国際結婚・定住・就職と大きく人生を切り開いていったSeion君のストーリーです。
数日後、彼から「直接お話を聞きたい」とご連絡をもらい、お会いした際に開口一番、
「東出さんのようになりたいです」
と言われたのがとても印象的でした。詳しく聞くと、「自分に自信を持てるような人間になりたい」という意味だったそうで、当時の彼の目は本気そのものでした。

さらに、語学学校の先生に勧められて始めた「ランゲージエクスチェンジ(言語交換)」で出会ったのが、現在の奥様。なんとワーホリ中に国際結婚という人生の大きな転機を迎えたのです。

たった2〜3年という短い期間で、人はここまで変われるのか。彼の言動や表情には、頼もしさと自信が満ちていました。
今後メルボルンに留学やワーホリで渡航する方が銀行口座を開設する際には、「自分がサポートします!」と心強い言葉ももらっています。自分が手配した生徒さんが、今では現地で他の生徒さんをサポートしてくれる――こんなに嬉しい循環はありません。
10年前に彼と出会った当初、このような未来を彼自身も想像していなかったはずです。それでも一歩ずつ、目の前のチャンスを掴んできた彼の姿は、これから海外へ挑戦したいと思っている方にとって大きな励みになるはずです。
毎年のメルボルン出張の際には、生徒さんとの食事会の手配なども手伝ってくれる頼れる存在となったSeion君。次に会えるのが今から楽しみです。

目次
出会いは「異文化交流」の授業から
私東出とSeion君との出会いは、彼が通っていた大学で「異文化交流」をテーマに私がゲスト講師として登壇させていただいた授業でした。数日後、彼から「直接お話を聞きたい」とご連絡をもらい、お会いした際に開口一番、
「東出さんのようになりたいです」
と言われたのがとても印象的でした。詳しく聞くと、「自分に自信を持てるような人間になりたい」という意味だったそうで、当時の彼の目は本気そのものでした。
バリスタスキルを習得し、英語環境での仕事に挑戦
そんなSeion君は、メルボルンでのワーホリ中に「英語環境で働きたい」という目標を叶えるべく、バリスタのスキルを現地で学び、見事カフェでの勤務をスタート。英語での接客にチャレンジしながら、日々奮闘していました。
さらに、語学学校の先生に勧められて始めた「ランゲージエクスチェンジ(言語交換)」で出会ったのが、現在の奥様。なんとワーホリ中に国際結婚という人生の大きな転機を迎えたのです。
メルボルンでの生活基盤を確立し、外資系企業に勤務
ワーホリ終了後は大学を中退し、メルボルンに残ることを決意。しばらくして現地で家を購入し、外資系企業で国内外を飛び回るポジションに就くまでに成長。私が2015年11月にオーストラリア出張でメルボルンを訪れた際には、奥様と3人で食事をする機会もあり、その成長ぶりにただただ驚かされました。
たった2〜3年という短い期間で、人はここまで変われるのか。彼の言動や表情には、頼もしさと自信が満ちていました。
そして現在、メルボルン中心部の大手銀行で勤務中!
そして嬉しい報告が。Seion君から「転職しました!」と連絡があり、現在はオーストラリアの四大銀行の一つ「Westpac Bank(ウェストパック銀行)」のメルボルン本店で働いているとのこと。今後メルボルンに留学やワーホリで渡航する方が銀行口座を開設する際には、「自分がサポートします!」と心強い言葉ももらっています。自分が手配した生徒さんが、今では現地で他の生徒さんをサポートしてくれる――こんなに嬉しい循環はありません。
留学が切り開いた、自分らしい生き方
大学を休学してワーホリへ → 国際結婚 → 大学中退 → メルボルンで定住 → 外資系企業 → そして現在は大手銀行勤務。10年前に彼と出会った当初、このような未来を彼自身も想像していなかったはずです。それでも一歩ずつ、目の前のチャンスを掴んできた彼の姿は、これから海外へ挑戦したいと思っている方にとって大きな励みになるはずです。
毎年のメルボルン出張の際には、生徒さんとの食事会の手配なども手伝ってくれる頼れる存在となったSeion君。次に会えるのが今から楽しみです。