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シドニーワーホリで人生が変わった|不安だらけだった私が行って分かったこと

2026年6月8日
シドニーワーホリを検討している方必見。

渡航前は不安だらけだったというKanaeさん。しかし、シドニーワーホリ1年を終えた今、『意外と何とかなる』という自信を手にして帰国されました。今回は語学学校、仕事、生活、そして成長についてお話を伺いました

ビザ ワーキングホリデービザ
留学都市 シドニー
留学先学校 ILSC Sydney
(アイエルエスシー(シドニー校))

目次


ワーキングホリデーを決意した理由


もともと英語が好きで、海外の人と関わることにも興味がありました。以前から海外への憧れがあり、日本でも英語を使う仕事をしていたのですが、自分自身では「英語が話せるようになった」という実感をあまり持てずにいました。

そのため、「もっと英語を話せるようになりたい」「英語を使う環境に身を置いてみたい」という気持ちが強くなり、ワーキングホリデーに挑戦することを決めました。

退職や渡航前の不安について

渡航前に大きな不安はありませんでした。もともと派遣社員として働いていたため、契約終了のタイミングが決まっており、その後の進路を考えた時にワーキングホリデーが選択肢として浮かびました。

また、ワーキングホリデービザには年齢制限があるため、「挑戦するなら今しかない」という気持ちもありました。次の仕事を探すことも考えましたが、年齢的にもワーキングホリデーに行ける期限が近づいていたことから、このタイミングが最も良いチャンスだと思いました。

結果的に、年齢制限の存在が背中を押してくれた部分も大きく、「今行かなかったら後悔するかもしれない」という思いがワーキングホリデーへの一歩につながりました。

シドニーを選んだ理由


ワーキングホリデー先を決める際は、メルボルンとシドニーで迷っていました。

メルボルンはアートやカフェ文化など、文化的な魅力が豊富な都市として知られていますが、私自身はもう少し自然を身近に感じられる環境で生活してみたいと思っていました。

その点、シドニーは都会としての利便性がありながら、ビーチや公園など自然も豊富で、都市と自然の両方を楽しめることが大きな魅力でした。

生活環境やライフスタイルを考えた結果、自分にはシドニーの方が合っていると感じ、最終的にワーキングホリデー先としてシドニーを選びました。

ILSC Sydneyについて

受講したコースについて

17週間の留学期間中、私は合計5セッションのコースを受講しました。途中で1週間休暇を取ったため、通常より少し変則的なスケジュールでしたが、コアクラスは5セッション中4セッションで「English Communication」を選択し、最後の1セッションではケンブリッジ英検対策コース(FCE)を受講しました。

英語でコミュニケーションを取る力を伸ばしたいという思いが強かったため、基本的にはコミュニケーション中心のクラスを選んでいました。

予想外だったMedical Englishクラス

最初のセッションでは、本来希望していたクラスではなく「Medical English(医療英語)」のクラスに自動的に配置されました。

医療分野には全く関係がなかったため、最初は変更を希望しましたが、他のクラスに空きがなく、そのまま受講することになりました。同じように希望していないにもかかわらず配置された学生が他にも数名いました。

クラスメイトの多くは医師や看護師など医療従事者で、最初は専門用語が多くとても難しく感じました。しかし、先生が事情を理解してくださり、授業内容を少し分かりやすいトピックへ変更してくれたり、レベルを調整してくれたりしたおかげで、何とか授業についていくことができました。

最終的には健康やメンタルヘルスなど、日常生活にも役立つ内容を学ぶことができたため、結果的には無駄な経験ではなかったと感じています。


2セッション目で受講したEnglish Through Sydney

2セッション目には「English Through Sydney」というユニークなクラスを受講しました。このクラスは教室で学ぶ時間よりも、実際にシドニーの街へ出て活動する時間が中心の授業でした。

授業ではまず教室で関連する単語や表現を学び、その後クラスメイトと4〜5人のグループに分かれて観光地や公園へ出かけます。現地では、その場所の特徴や魅力、メリット・デメリットなどを英語で説明する動画を撮影し、先生へ提出していました。

撮影した動画はWhatsAppのグループを通じて提出し、先生からフィードバックをもらうスタイルでした。

シドニー観光をしながら英語を学べる人気クラス

このクラスでは、ボタニックガーデンやワトソンズベイ、チャイナタウン、ショッピングモールなど、さまざまな場所を訪れました。

授業の大半が校外で行われるため、勉強というよりも実際に街を歩きながら英語を使う実践型のクラスという印象でした。特に南米やヨーロッパからの学生に人気が高く、アジア圏の学生は比較的少なかったです。

クラス人数も多かったため友人ができやすく、シドニーの観光も同時に楽しめる授業でした。個人的には、ILSCで受講したクラスの中でも特に思い出に残っているお気に入りのコースです。

スピーキング&リスニングコースで会話力を強化

年明けの1月には、スピーキング&リスニングコースを受講しました。このクラスは、これまで受講していたコミュニケーションクラスと似ている部分もありましたが、よりスピーキングとリスニングに特化した内容になっていました。

リーディングやライティングの学習は比較的少なく、授業の中心はグループディスカッションや会話練習、リスニング演習です。英語を話す時間が非常に多く、自然と会話力を鍛えられる環境でした。

クラスメイトと意見交換をする機会も多く、英語で考えながら話す力が身についたと感じています。

想像以上にハードだったパブリックスピーキングコース

2月にはパブリックスピーキングコースを受講しました。このコースは留学中に受講したクラスの中でも特に難易度が高く、最も苦戦したクラスでした。

当時の自分のレベルは中級レベルでしたが、クラスにはアドバンスレベルの学生も多く在籍しており、最初の授業を受けた時は「なぜこのクラスを選んでしまったんだろう」と思ったほどでした。

私は英語を話す機会を増やしたいという気持ちで受講しましたが、実際は単に人前で話すだけではなく、プレゼンテーションスキルそのものを学ぶ授業でした。

授業では
  • ボディランゲージ
  • アイコンタクト
  • 声のトーン
  • 話の構成
  • 聴衆を引き込む話し方
などについても細かく学びました。

プレゼンテーションは全部で3回行い、テーマは「人生で最もチャレンジしたこと」や「自分にとって怖いもの」など様々でした。

原稿を読み上げることは禁止されており、キーワードだけをメモしたロードマップを作成し、それを見ながら自分の言葉で話すスタイルでした。そのため、事前に何度も練習を重ね、本番に臨んでいました。

最初は非常に大変でしたが、回数を重ねるうちに徐々に慣れ、人前で英語を話すことへの抵抗も減っていきました。

正直に言うと、プレゼンスキルを学ぶことが目的ではありませんでしたが、英語で話す練習としては非常に良い経験になり、自信にもつながったと感じています。

最後に再び受講したスピーキング&リスニングコース

最後のセッションでは、再びスピーキング&リスニングコースを選択しました。

同じコースでも担当講師やクラスメイトによって授業内容は異なるため、2回目でも新鮮な気持ちで学ぶことができました。

この時は上位レベルのクラスだったこともあり、周囲の学生の英語力も高く、授業内容もかなり実践的でした。

30分近くグループディスカッションを行うこともあり、英語で意見を伝え続ける力が求められました。また、リスニングも難易度が高く、音声を聞いて内容を理解しながら問題に答えるトレーニングを数多く行いました。

英語漬けの環境の中で、会話力とリスニング力をさらに伸ばすことができたと感じています。


最後の3週間はケンブリッジ対策コースを受講

コアクラスでは最後の3週間、ケンブリッジ試験対策コースを受講しました。

これまで受講していたコミュニケーションクラスとは大きく異なり、グループワークや会話練習よりも試験対策が中心の授業でした。

授業ではケンブリッジ試験の問題演習を繰り返し行い、

リーディング
ライティング
文法
語彙
Use of English

などを幅広く学習しました。

特に語彙力強化には役立ったと感じています。授業で扱う単語は試験対策用でありながら日常生活でも使える表現が多く、実践的な英語力向上にもつながりました。

本来であれば3セッションほど継続して受講することでより効果を実感できるコースとのことでしたが、今回は最後の3週間のみの受講だったため、まずは基礎を学んだ形になりました。

それでも、これまでとは異なる角度から英語を学ぶことができ、非常に有意義な経験になったと感じています。

クラス人数について

ILSCのクラス人数はコースによって多少異なりましたが、おおむね15〜20名程度でした。

多国籍な環境の中で学べるため、授業中だけでなく休み時間や放課後も英語を使う機会が多く、自然と国際交流が広がる環境だったと感じています。

クラスの国籍比率はコースや時期によって大きく変化

ILSCで17週間学ぶ中で感じたのは、クラスの国籍比率は受講するコースや時期によって大きく変わるということです。

コミュニケーションクラスはアジア圏の学生が多いイメージもありますが、実際にはセッションごとにかなり違いがありました。

私が最初に受講したコミュニケーションクラスでは、日本人は私を含めて2人ほどしかおらず、韓国人学生が比較的多い環境でした。一方で、別のセッションではブラジル人学生が中心だったり、ヨーロッパからの学生が多かったりと、その時々でクラスの雰囲気は大きく異なっていました。


そのため、「このコースは○○人が多い」と一概には言えず、クラスによってさまざまな国籍の学生と交流できる環境だったと感じています。

最も印象に残った担当講師

17週間の留学期間中、さまざまな先生の授業を受けましたが、特に印象に残っているのは1セッション目のコミュニケーションクラスを担当していた先生です。

その先生が良かった理由は、単に教科書を進めるだけではなく、学生が積極的に参加できる授業を行っていたことでした。

授業ではグループワークやゲーム形式のアクティビティが多く取り入れられており、自然と英語を使う機会が生まれていました。また、ペアやグループで会話をする時間も多く、楽しみながら学習できる環境だったと思います。

さらに、文法の説明も非常に分かりやすかったのが印象的でした。教科書の内容をそのまま読むのではなく、具体例を交えながら先生自身の言葉で説明してくれたため、理解しやすく記憶にも残りやすかったです。

授業内容のバランスも良く、17週間の中で最も退屈することなく学べたクラスだったと感じています。

英語力を伸ばすだけでなく、「英語を学ぶことが楽しい」と感じさせてくれる先生との出会いは、今回の留学の中でも特に印象に残る経験の一つでした。

ILSCのアクティビティについて

人気のランニングクラブに参加

留学中は学校のアクティビティにも参加しており、その中でも特に印象に残っているのがランニングクラブです。

もともと走ることが好きだったこともあり、滞在中は5回ほど参加しました。

ランニングクラブは毎週水曜日の夕方に開催され、ダーリングハーバーからオペラハウス周辺まで約5kmを走るアクティビティです。途中にはバランガルーやハーバーブリッジ周辺など、シドニーを代表する景色を楽しめるスポットもあり、観光気分を味わいながら走ることができました。

学校に集合した後、担当スタッフと一緒にスタート地点まで移動し、その後はそれぞれのペースでランニングを楽しむスタイルでした。


景色を楽しみながら走れるシドニーならではの体験

特に印象的だったのは、美しい景色の中を走れることです。

夏場はゴールする頃にちょうど夕暮れから夜景へと変わる時間帯となり、冬場は最初からライトアップされたシドニーの街並みを眺めながら走ることができます。

オペラハウスやハーバーブリッジを眺めながら走る時間はとても気持ちよく、シドニーならではの魅力を感じられるアクティビティでした。

友達作りにも最適なアクティビティ

ランニングクラブは運動を楽しむだけでなく、友達作りの場としても非常に良かったと感じています。

私が参加していた当時は毎回10人前後の参加者でしたが、その後は口コミで人気が広がり、現在では50〜70人ほど集まることもあるそうです。

ランニング終了後は、そのまま解散するのではなく、参加者同士で会話をしながら学校まで歩いて戻ることが多く、自然と交流が生まれる雰囲気がありました。共通の趣味を持つ仲間と出会えるため、英語を使う機会を増やしたい方や、友達作りをしたい方にもおすすめできるアクティビティだと思います。

留学生活では授業だけでなく、こうした課外活動に積極的に参加することで、さらに充実した時間を過ごせると感じました。

シドニーの気候について

夏は暑くても過ごしやすい気候

私がシドニーに到着したのは夏の時期でした。

日差しはかなり強く、晴れている日は暑さを感じることもありましたが、日本の夏のような蒸し暑さはほとんどありませんでした。湿度が低いため、気温が高くても比較的過ごしやすく、汗が止まらなくなるようなこともあまりありません。


体感としては、札幌の夏より少し暑いかなという程度で、日本の本州の夏と比べるとかなり快適に感じました。
また、日陰に入ると一気に涼しくなるため、同じ気温でも日本より過ごしやすい気候だと思います。

秋でも暖かく、季節の変化は穏やか

4〜5月頃の秋の時期になっても、暖かい日は多く、個人的には「秋らしさ」をあまり感じませんでした。

日本のように紅葉を楽しむ文化や景色も少なく、気候的にも夏の延長のような感覚でした。

そのため、日本の四季に慣れている方にとっては、「いつの間にか季節が変わっていた」という印象を受けるかもしれません。


冬は気温以上に寒く感じることも

シドニーの冬は、気温だけを見るとそれほど低くありません。それでも実際に生活してみると、想像していたより寒く感じました。

理由は風の強さです。気温がそこまで下がらなくても、風が吹くと体感温度がかなり下がり、日本でいう東京の冬に近い寒さを感じました。

北海道のような厳しい寒さではありませんが、乾燥した冷たい風が吹くため、北海道出身の私にとっては少し慣れない寒さでした。

また、ホームステイ先の室内も暖房をつけなければ肌寒く感じることがありました。ただし暖房設備は整っていたため、室内で困ることはありませんでした。

春はジャカランダが彩るシドニーの季節

春も日本ほどはっきりとした季節の変化は感じませんでしたが、印象に残っているのがジャカランダの花です。

帰国前の時期に街中でジャカランダが咲き始め、その美しい紫色の景色を見て「春が来たんだな」と感じました。
シドニーではジャカランダが春の風物詩として知られており、日本の桜のように多くの人に親しまれています。

年間を通して見ると、シドニーは比較的温暖で過ごしやすい気候です。特に湿度が低いため、日本の夏や梅雨のような不快感が少なく、初めての海外生活でも快適に過ごしやすい都市だと感じました。

シドニー生活について

フレンドリーな人が多く、温かさを感じたシドニー生活

シドニーで生活していて感じたのは、人のフレンドリーさです。

街中では知らない人から気軽に声をかけられることもありました。例えば、バッグを持っていると「そのバッグかわいいね」と話しかけられたこともあります。

また、特に印象的だったのは仕事先で出会ったお客様とのやり取りです。

私が働いていた職場では、多くのお客様が笑顔で接してくれました。帰り際には「Thank you」と声をかけてくれる方がほとんどで、そのたびにこちらも自然と笑顔になれました。

日本では接客をしていても、ここまで頻繁に感謝の言葉をかけてもらう機会は少ないように感じます。そのため、忙しい日でもお客様からの一言で気持ちが前向きになることが多くありました。

常連のお客様の中には顔を覚えて声をかけてくれる方もいて、人との距離の近さや温かさを感じる場面がたくさんありました。

お気に入りのレストランやカフェ巡りも楽しみの一つ

シドニー生活では、友人とレストランやカフェへ行くことも楽しみの一つでした。

特に印象に残っているのは、何度か訪れたイタリアンレストランです。現地でも評判が良く、友人たちの間でも人気のお店でした。


料理のレベルが非常に高く、本場イタリアを思わせるような味わいで、「シドニーでこんなに美味しいイタリアンが食べられるんだ」と驚いたのを覚えています。

また、カフェ文化が盛んなシドニーらしく、おしゃれなカフェ巡りも楽しんでいました。

職場のあったアレクサンドリア周辺には有名なカフェがあり、季節ごとに店内の装飾が大きく変わることで知られています。

冬には雪の世界をイメージしたデコレーション、映画公開時にはその作品をテーマにした装飾が施されるなど、まるでテーマパークのような空間でした。

SNS映えするスポットとしても有名で、私も季節ごとに訪れて異なるデコレーションを楽しんでいました。

シドニー生活で最も印象に残った出来事はコロナ感染

約1年間のシドニー生活の中で、最も印象に残っている出来事の一つがコロナウイルスへの感染です。

実は日本にいる間は一度も感染したことがなく、人生で初めてコロナにかかったのがシドニー滞在中でした。

最初は熱が出たものの、「ただの風邪かな」と思い、自宅で休養していました。一度は回復したように感じたため仕事にも復帰したのですが、その日の夜に再び高熱が出てしまいました。

さすがにおかしいと思い病院を受診し、検査を受けた結果、後日コロナ陽性であることが判明しました。

熱は39度近くまで上がり、日本から持参していた解熱剤やスポーツドリンクを活用しながら回復を待ちました。高熱は数日で落ち着いたものの、その後も咳が2週間ほど続き、想像以上に大変な経験でした。

これまで大きな病気をしたことがなかったこともあり、「コロナは本当に辛いんだ」と実感した出来事でもあります。

海外生活では楽しいことばかりではなく、体調を崩すこともあります。しかし、この経験を通して健康管理の大切さや、一人で対応する力も身についたように感じています。

何度も訪れたお気に入りのワトソンズ・ベイ

シドニーにはおすすめしたい場所がたくさんありますが、その中でも特にお気に入りだったのがワトソンズ・ベイです。最初は語学学校のアクティビティで訪れたのですが、とても気に入り、その後も自分で2回ほど足を運びました。

ワトソンズ・ベイの魅力は、シドニー中心部からアクセスしやすいにもかかわらず、ゆったりとした雰囲気を楽しめることです。

サーキュラーキーからフェリーで約20分ほどで行くことができ、観光客で賑わう有名ビーチとは違って比較的人も少なく、落ち着いた時間を過ごせます。

特に印象的だったのは海の美しさです。


大きな波が押し寄せるビーチとは異なり、湾内はとても穏やかで、透き通った海を眺めながらのんびり過ごすことができます。シドニー滞在中にもう一度行きたいと思えるほど、思い出深い場所になりました。

定番観光地も外せない

もちろん、シドニーを代表する観光スポットもおすすめです。

世界的に有名なオペラハウスは何度見ても迫力があり、シドニーに来たら一度は訪れるべき場所だと思います。

また、世界遺産として知られるブルーマウンテンズも人気の観光地です。


壮大な自然や絶景を楽しめるため、週末を利用して訪れる留学生も多くいます。

隠れた絶景スポット「オブザーバトリー・ヒル」

個人的におすすめしたい穴場スポットが、オブザーバトリー・ヒルです。

サーキュラーキーからも比較的近い場所にあり、小高い丘の上からシドニー湾を見渡すことができます。

ハーバーブリッジや港の景色を一望できるため、特に夕方から夜にかけての景色はとても美しく、何度でも訪れたくなる場所でした。

有名観光地ほど混雑していないため、ゆっくり景色を楽しみたい方には特におすすめです。

シドニーには定番スポットから地元の人に愛される場所まで多くの魅力がありますが、その中でもワトソンズ・ベイとオブザーバトリー・ヒルは、ぜひ訪れてほしいお気に入りのスポットです。

ホームステイ生活について

フレンドリーなホストマザーとの生活

シドニー到着後はホームステイを利用して生活していました。

私が滞在していた家にはホストマザーが1人で住んでいて、とてもフレンドリーな方でした。

ホームステイは当たり外れがあるとよく聞いていたので少し不安もありましたが、私の場合は非常に恵まれた環境だったと思います。

食事もきちんと用意してくれて、生活面で困ることはほとんどありませんでした。時にはテイクアウトのハンバーガーなど簡単な食事の日もありましたが、それでも毎日食事を準備してもらえたことはありがたかったです。

オーストラリアは移民国家ということもあり、ホームステイ先によって食事の内容も大きく異なります。友人の話を聞いていても、中国系やヨーロッパ系など、それぞれの家庭によって全く違う食文化を体験しているようでした。

想像していたホームステイとの違い

ホームステイをする前は、「休日はホストファミリーと一緒に出かけたり、観光に連れて行ってもらったりするのかな」と想像していました。

しかし実際には、ホストマザーも仕事をしていたため、休日はお互い別々に過ごすことがほとんどでした。

一緒に過ごす時間は主に夕食の時間で、その時に学校のことや仕事のことなどを話しながらコミュニケーションを取っていました。

想像していたような家族ぐるみの交流は多くありませんでしたが、その分自分の時間も確保できたため、結果的にはちょうど良い距離感だったと思います。

オーストラリア英語に苦戦した最初の頃

ホームステイ生活で最初に苦労したのは、ホストマザーの英語を聞き取ることでした。

ホストマザーは典型的なオーストラリア英語のアクセントで話していたため、到着直後は何を言っているのか分からないことも少なくありませんでした。

語学学校では比較的聞き取りやすい英語に慣れていたため、実際のオーストラリア英語との違いに驚いたのを覚えています。それでも毎日一緒に会話をするうちに少しずつ耳が慣れ、自然とコミュニケーションが取れるようになっていきました。

ホームステイを通して、教室では学べないリアルな英語に触れられたことは大きな経験だったと思います。

シドニーでの仕事について

仕事はどのように探した?

シドニーでの仕事探しは、最初から順調だったわけではありません。実際に応募を始めるまでには少し時間がかかりましたが、本格的に仕事探しを始めてから採用が決まるまでは約3週間ほどでした。

最初に挑戦したのは、日本食レストランのトライアルでした。しかし、そのお店では採用には至らず、その後別の求人へ応募を続けることになります。最終的に働くことになった職場も、日本食レストランでした。


応募方法としては、履歴書(レジュメ)を直接店舗へ持参したのが4件ほど、求人サイト経由で応募したのが6件ほどで、合計10件程度の応募で仕事を見つけることができました。

周囲には50件以上応募してようやく仕事が決まったという人もいたため、自分の場合は比較的スムーズに仕事が見つかった方だったと思います。

仕事探しでは、日本人向け求人サイト「JAMS(ジャムズ)」をメインで利用していました。個人的には、レジュメ配りよりも求人サイトから応募する方が効率的だったと感じています。

レジュメ配りの場合、その場で求人募集をしているのか分からないこともありますし、時給や勤務条件などの詳細も事前には分かりません。一方で、求人サイトであれば募集内容や条件をある程度確認した上で応募できるため、効率よく仕事探しを進めることができました。

JAMSにはシドニーの求人が数多く掲載されており、特に日本食レストランなど日本語環境の仕事は豊富に掲載されていました。英語にまだ自信がない留学生やワーキングホリデーの方でも応募しやすい求人が多く、仕事探しの大きな助けになりました。

もちろん、現地ではレジュメ配りで仕事を見つける人も多くいますが、自分自身の経験からは、まずは求人サイトを活用しながら効率的に応募を進める方法がおすすめです。特に渡航直後は生活環境にも慣れる必要があるため、限られた時間を有効活用できる求人サイトは非常に便利な存在だと感じました。

仕事内容は?ジャパレスのホールスタッフとして勤務

シドニーでは、日本食レストランのホールスタッフとして働いていました。

お店の規模はそれほど大きくなく、店内には約15卓ほどのテーブルがあり、最大で50〜60名程度のお客様が入れる店舗でした。


ランチタイムのシフトでは、ホールスタッフ2名とキッチンスタッフ4名の計6名体制で営業していました。

仕事内容としては、お客様の注文受付、料理の提供、食器の片付け、レジ対応など一般的なホール業務が中心です。

ただし、ランチタイムはテーブルオーダー制ではなく、お客様がカウンターで注文するスタイルだったため、ホールスタッフの負担は比較的軽めでした。

1人がカウンターで注文を受け、もう1人が料理の提供や片付けを担当する形で業務を進めていました。

忙しい時間帯はUber Eats対応も重なる

普段はホールスタッフ2名でも十分対応できていましたが、ランチタイムのピーク時にはかなり忙しくなることもありました。

その理由の一つがUber Eatsなどのデリバリー注文です。

店内のお客様だけであれば問題なく対応できますが、Uber Eatsの注文が一気に入ると状況は大きく変わります。

デリバリー用の商品の梱包作業もホールスタッフが担当していたため、店内対応と並行して作業を進めなければなりませんでした。

注文伝票が次々と並ぶこともあり、忙しい時間帯にはキッチンスタッフが料理の提供を手伝ってくれることもありました。

実際にワーキングホリデーで飲食店勤務を経験した人の中には、「Uber Eats対応が一番大変だった」と話す人も多く、それだけ現在の飲食店では重要な業務になっていると感じました。

ディナータイムはさらに忙しくなる

ディナータイムになると、ランチとは異なりテーブルサービス形式になります。

そのためホールスタッフも増員され、通常はホール3名・キッチン4名体制で営業していました。

さらに金曜日や土曜日など週末の繁忙日には、ホール・キッチンともに追加スタッフが入り、より多い人数で対応していました。

夜は予約のお客様も多く、店内がほぼ満席になることも珍しくありません。

特に週末は非常に活気があり、シドニーの外食文化の盛り上がりを実感できる時間帯でした。

忙しい日も多かったですが、その分接客経験を積むことができましたし、英語でお客様とコミュニケーションを取る機会も多かったため、語学力向上という面でも非常に良い経験になりました。

多国籍な環境で働ける職場だった

私が働いていた日本食レストランは、多国籍なスタッフが集まる職場でした。


日本人だけではなく、インドネシア、台湾、ベトナムなど、さまざまな国出身のスタッフが一緒に働いていました。

オーストラリアは多文化国家ということもあり、職場でもさまざまな国籍の人と関わる機会があります。実際に働いてみると、それぞれの文化や価値観の違いに触れる場面も多く、日本にいた頃には経験できなかった刺激を受けることができました。

また、日本食レストランということもあり、日本人スタッフも在籍していましたが、日本人だけの環境というわけではありませんでした。

そのため、仕事中のコミュニケーションでは英語を使う機会も多く、自然と英語に触れられる環境だったと思います。

ワーキングホリデーのスタッフは意外と少なかった

海外の日本食レストランというと、ワーキングホリデーの日本人が多く働いているイメージを持つ方もいるかもしれません。

しかし、私の職場ではワーキングホリデービザで働いていたスタッフはそれほど多くありませんでした。

私を含めて3人程度で、それ以外のスタッフは学生ビザや永住者、現地で長く生活している人たちが中心でした。

そのため、「みんな同じタイミングで渡航してきたワーホリ仲間」という雰囲気ではなく、さまざまなバックグラウンドを持つ人たちと一緒に働く環境でした。

留学生やワーキングホリデーの人だけではなく、現地に長く住んでいる人たちと交流できたことも、海外で働く魅力の一つだったと感じています。

仕事を通じて英語力を伸ばすだけでなく、多国籍な仲間との出会いや異文化理解にもつながり、とても貴重な経験になりました。

仕事をしていて印象深かったこと・苦労したこと

シドニーでの仕事を振り返ると、実は「とても苦労した」という印象はあまりありません。

働いていたのが日本食レストランだったこともあり、仕事内容は比較的覚えやすく、職場の雰囲気も良かったため、働きやすい環境だったと感じています。

ランチタイムはお客様がカウンターで注文するスタイルだったため、接客業務もそこまで複雑ではありませんでした。

一方で、ディナータイムはテーブルサービスになるため、お客様の席へ行って注文を取る機会もありました。

その際、オーストラリア英語やさまざまな国のアクセントの英語を聞き取るのに苦労することは時々ありました。

ただ、注文内容についてはメニュー名が中心になるため、慣れてくると問題なく対応できるようになりました。

分からない時は素直に聞き返すことが大切

接客中には、お客様から料理について詳しい質問を受けることもありました。

そのような場面では、英語が聞き取れなかったり、質問内容が理解できなかったりすることもありましたが、そのまま曖昧に対応するのではなく、聞き返したり、他のスタッフに助けを求めたりして対応していました。

海外で働く前は、「英語が完璧に話せないと仕事はできないのでは」と不安に感じていましたが、実際には分からない時に素直に確認することの方が大切だと感じました。

周囲のスタッフも協力的だったため、一人で抱え込むことなく仕事を進めることができました。

一番苦労したのは電話対応

仕事の中で最も苦労したことを挙げるとすれば、電話対応だったと思います。

電話では相手の表情が見えない上に、話すスピードも速くなるため、対面での接客よりも難しく感じました。

内容としては、レストランの予約やテイクアウト注文の問い合わせが中心でした。

予約や注文であればある程度パターンが決まっているため対応できることが多かったのですが、中には予想外の問い合わせや営業電話がかかってくることもありました。

特に営業電話は早口で話されることが多く、何を言っているのか理解できないことも少なくありませんでした。

そうした場合は無理に対応しようとせず、他のスタッフに電話を代わってもらうこともありました。

振り返ってみると、接客そのものよりも電話対応の方が難しく感じたかもしれません。

それでも、英語でのコミュニケーションを実践的に経験できたことは大きな学びになりましたし、働きながら英語力を伸ばせたことは非常に良い経験だったと思います。

仕事の思い出

シドニーでの仕事を振り返ると、日々の接客そのものがとても良い思い出として残っています。

特に印象的だったのは、お客様のフレンドリーさです。

以前にも感じていたことですが、オーストラリアではお客様が帰る際に笑顔で「Thank you」と声をかけてくれることが本当に多く、毎日のように温かい気持ちになっていました。

忙しい日や少し疲れている日でも、お客様の笑顔や一言のお礼に励まされることが多く、日本ではなかなか経験できない接客文化だと感じました。

常連のお客様との心温まるエピソード

中でも特に印象に残っているのが、常連のお客様との出来事です。

その方は現地に長く住んでいる日本人のおばあさんで、定期的にお店へ来てくださっていました。

何度も来店してくださるうちに自然と顔を覚えるようになり、来店されるたびに少しずつ会話をするようになりました。

私が帰国することが決まり、退職日が近づいていた頃、そのお客様にも「もうすぐ最後なんです」とお伝えしていました。

すると、私の退職前にわざわざお店へ来てくださったのです。

海外で働いたからこそ得られた出会い

そのお客様は、私のことを名前で覚えてくださっていました。

多くのお客様と接してきましたが、名前まで覚えてくれていたのはその方くらいだったと思います。

来店された際には、「最後だからハグしよう」と声をかけてくださり、温かく送り出してくれました。

海外で働く前は、接客の仕事を通じてお客様とここまで深い関係が築けるとは想像していませんでした。

短い期間ではありましたが、常連のお客様との交流を通じて、人とのつながりの大切さを改めて感じることができました。

仕事を辞める時に寂しさを感じるほど素敵な出会いがあったことは、シドニー生活の中でも特に思い出深い出来事です。

語学力の向上や海外で働く経験はもちろんですが、このような人との出会いこそが、ワーキングホリデーや留学で得られる大きな財産なのかもしれません。

これからワーキングホリデーを考えている方へアドバイス

ワーキングホリデーを検討している方の中には、「海外で一人暮らしなんてできるだろうか」「英語ができなくても大丈夫なのだろうか」と、不安を感じている方も多いと思います。


実は私自身も、渡航前は不安の方が大きいタイプでした。

海外で生活した経験もなく、本当に一人でやっていけるのか、仕事は見つかるのか、現地で友達はできるのかなど、出発前にはさまざまなことを心配していました。

しかし、実際に行ってみると、想像していたほど困ることはありませんでした。

もちろん最初は分からないこともありましたが、その都度調べたり周囲の人に聞いたりしながら、一つずつ解決していくことができました。

振り返ってみると、「意外と何とかなる」というのが率直な感想です。

不安があるからこそ、一歩踏み出してほしい

私の場合、渡航前は不安ばかり考えていましたが、実際に現地で生活を始めてみると、思っていた以上に暮らしやすく、毎日が新しい発見の連続でした。

シドニーは公共交通機関も整っていますし、買い物や生活面でも特別不便を感じることはありませんでした。

むしろ、日本にはない便利なサービスや、海外ならではの自由な雰囲気に魅力を感じる場面も多くありました。

だからこそ、今不安を感じている方に伝えたいのは、「不安だからやめる」のではなく、「不安でも挑戦してみる価値はある」ということです。

行動した人だけが見られる景色がある

ワーキングホリデーは、英語力だけでなく、人との出会いや価値観の変化、自分自身の成長を実感できる貴重な経験です。実際に私は、語学学校で世界中の友人と出会い、現地で仕事を経験し、日本では味わえない景色や文化に触れることができました。

渡航前には想像もしていなかったような経験を数多くすることができたと思います。


もし今、「行きたいけど不安」「自分にできるか分からない」と悩んでいるのであれば、まずは一歩踏み出してみてください。

行く前は誰でも不安です。
しかし、実際に現地へ行ってしまえば、意外と何とかなるものですし、その経験はきっと今後の人生の大きな財産になるはずです。

この1年を振り返って

ワーキングホリデーの1年を振り返ると、一番大きく変わったのは「行動力」と「チャレンジ精神」だと思います。

渡航前の私は、新しいことに挑戦する前にいろいろと考え込んでしまうタイプでした。

「失敗したらどうしよう」「本当に自分にできるのだろうか」と不安になり、なかなか一歩を踏み出せないことも少なくありませんでした。

実際にワーキングホリデーへ行くことを決めた時も、不安な気持ちはとても大きかったです。

しかし、実際に海外で生活し、語学学校に通い、仕事を見つけ、多くの人と出会う中で、「意外と何とかなる」ということを何度も経験しました。

もちろん簡単なことばかりではありませんでしたが、その都度自分なりに考えながら乗り越えていくことで、自信につながっていったように思います。


「とりあえずやってみよう」と思えるようになった

この1年を通して感じるのは、以前よりも新しいことに対して躊躇しなくなったことです。

昔の自分であれば、何か新しい挑戦をする前にたくさん調べて、悩んで、なかなか決断できなかったと思います。

しかし今は、「まずはやってみよう」と考えられるようになりました。

実際に行動してみると、想像していたほど大変ではなかったり、自分にもできることが多かったりすることに気付けたからです。


以前のように必要以上に悩み続けることも少なくなり、思い立ったらまず動いてみるという考え方ができるようになったのは、自分の中で大きな成長だと感じています。

ワーキングホリデーは自信につながる経験だった

海外生活を通じて得たのは、英語力や仕事の経験だけではありません。

「自分は思っているよりもできる」という自信を持てるようになったことが、何より大きな収穫だったと思います。

知らない国で生活し、仕事を見つけ、さまざまな課題を乗り越えてきた経験は、今後どんなことに挑戦する時にも自分を支えてくれるはずです。

この1年間の経験によって、以前よりも前向きに物事へ挑戦できるようになりました。

ワーキングホリデーは単なる海外生活の経験ではなく、自分自身の可能性を広げてくれる大きなきっかけになったと感じています。

北海道留学センター東出より

1年間のシドニーワーキングホリデーを思い切り満喫して帰国されたKanaeさん。

17週間の語学学校ではしっかり英語学習に取り組み、多国籍な環境の中で充実した留学生活を送られていました。その後の仕事探しもスムーズに進み、現地で働きながらシドニー生活やオーストラリア国内旅行も楽しむなど、とても充実した1年になったようで私も嬉しく思います。


今回のインタビューで特に印象的だったのは、「行ってみたら意外と何とかなることが分かった」という言葉です。渡航前の不安を乗り越え、この1年で英語力だけでなく行動力や自信も大きく成長されたのではないでしょうか。

今後はニュージーランドでのワーキングホリデーに挑戦されるとのこと。オーストラリアで培った経験を活かしながら、ニュージーランドでもたくさんの素晴らしい経験を積んできてください。

Kanaeさん、貴重な体験談をありがとうございました。今後のご活躍も応援しています!
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