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「もう一度行きたい!」メルボルンワーホリで見つけた人生のヒント

2025年4月16日
勤めてた会社を退職してオーストラリア メルボルンへワーキングホリデーされたWakanoさん。最初12週間語学学校で英語力をアップさせつつカフェで働くために必要なスキル習得目指して「バリスタ英語コース」を受講。

その後はメルボルン市内でカフェの仕事ゲットされて1年間の充実したワーホリ生活を送られました。1年のワーホリ生活についてWakanoさんから体験談頂きましたので更新です
ビザ ワーキングホリデービザ
留学都市 メルボルン
留学先学校 Impact English Melbourne
(インパクト・イングリッシュ・カレッジ(メルボルン校))
受講コース 一般英語コース⇒バリスタ英語コース


ワーキングホリデーを決めたきっかけ

ワーキングホリデーを決意したのは、19歳のときに経験したカナダ短期留学が心残りだったことが大きな理由です。「語学力をもっと伸ばしたい」「もっと海外での生活を体験したい」という思いが強く、再び海外に挑戦したいと感じていました。


一度は就職したものの、コロナ禍で海外渡航が難しい時期を経て、友人からワーホリの話を聞いたことをきっかけに、以前から興味があった“バリスタ”のスキルを本場オーストラリアで学びたいという気持ちが再燃しました。

メルボルンを選んだ理由

数ある都市の中でもメルボルンを選んだ理由は、

コーヒーが好きだったこともあり、カフェ文化が盛んなメルボルンでのワーホリを選びました。


その洗練されたカフェ文化と、アートや音楽があふれる都市の雰囲気に魅力を感じたからです。

海よりも都市生活を楽しみたいという希望にもマッチしていました。

語学学校「インパクト」について

インパクト・イングリッシュ・カレッジでは

一般英語コース7週間⇒バリスタ英語コース5週間を受講しました。


一般英語コースについて

一般英語コースでは、日本人の割合は約25%で、他にもコロンビア、アルゼンチン、タイ、台湾など多国籍な生徒が集まっており、国際色豊かな環境でした。

授業は教科書を使いつつ、グループワークや会話を中心とした実践的な内容。毎日4時間の授業のうち、約半分は会話に重点が置かれており、クラスメイトと積極的に話す機会が多くありました。

印象に残っているのは、すごろく形式で質問に答えるゲームや、教室の壁に貼られた質問に答えながら移動するアクティビティなど、飽きのこない授業スタイル。リスニングや発音、リーディングを同時に鍛える授業もあり、英語力の向上を実感できました。

先生方もフレンドリーで、学生一人ひとりに目を配ってくれる温かい環境でした。

バリスタ英語コースについて

バリスタ英語コースは約16人のクラスで、日本人は5名ほど。台湾、タイ、コロンビア、韓国など、こちらも多国籍な環境でした。

5週間のプログラムは、1週目に座学でバリスタの基礎知識を学び、2週目以降は実践に移行。午前中はTAFE(ウィリアム・アングリス)でエスプレッソマシンの操作などの実習を行い、午後はインパクトに戻って授業を受けるスケジュールでした。


キャンパス内の「インパクトカフェ」では、注文の受け方やラテアートの練習、ロールプレイを通じてリアルな接客を学べる機会もありました。また、実際のカフェにグループで訪問し、バリスタマシンの種類などを調査し、学校に戻ってプレゼンをする授業も印象的でした。

動画で自分のコーヒーの作り方を撮影・確認する実習もあり、客観的にスキルを見直すことができました。5週間を共に過ごしたクラスメイトとは非常に仲良くなり、卒業後には皆で食事に行くなど、充実した時間を過ごせました。

実習経験とインパクトカフェでの販売

バリスタ英語コースの3週目からは、インパクトキャンパス内にある「インパクトカフェ」での実習もスタート。実際に通っている学生へコーヒーを提供する実践的な機会があり、私は期間中2回の販売実習を経験しました。

さらに、コース修了後には自主的にインパクトカフェでの実習を継続し、朝8時前から準備を始め、セブンイレブンで牛乳を仕入れるなど、現場さながらの体験を通じて実践力を磨くことができました。

母国語禁止ルールについて

インパクトの大きな特徴として、母国語の使用を厳しく禁止する「イングリッシュオンリーポリシー」があります。このルールが徹底されていたことで、日本人同士でも自然と英語で会話する習慣が身につき、語学力の向上に大きく貢献したと感じました。

学校のサポートについて

また、日本人スタッフさんの丁寧なサポートもあり、安心して学びに集中できました。その他に発音クラスやジョブクラブ、図書館訪問などのアクティビティも充実しており、他クラスの生徒との交流の機会にもなりました。

学校生活で印象に残っていること

私にとって特に印象的だったのは、「バリスタ英語コース」での実践的な経験です。単に知識を学ぶだけでなく、実際にコーヒーを作り、販売し、接客を行う機会が豊富にあったことで、リアルな現場感を得られたのはとても貴重でした。


また、授業の一環として行われたカフェ巡りでは、現地のバリスタに英語でインタビューするという経験もあったりして、英語力だけでなく、積極性だけでなく自信にも繋がりました。グループで調査した内容を発表するプレゼンも、英語で自分の意見を伝える良い練習になりました。

こうした「経験を通じて学ぶ」スタイルの授業は、教科書だけでは得られない深い学びにつながったと思います。

メルボルンでの生活について

メルボルンの気候について

メルボルンでの生活は総じて楽しいものでしたが、気候に関しては想像以上に寒く感じる場面も多く、特に冬場はしっかりとした防寒対策が必要だと感じました。今振り返ると、もう少し長袖の服を多めに持参すればよかったと感じています。


一方で、夏(特に2月〜3月)は非常に暑くなる日もありましたが、1日の中での寒暖差が激しく、体調を崩す友人もいたほどです。私自身は大丈夫でしたが、温度変化に敏感な方は注意が必要です。また、天候が変わりやすいため、折りたたみ傘はメルボルン生活の必需品だと強く感じました。

メルボルンでのお気に入りの場所

メルボルンワーホリ中、私が特に気に入っていたのはCBD内のカフェです。中でも韓国人夫婦が経営するカフェには何度も足を運び、顔なじみになったことで、「今日もいつものでいい?」と声をかけていただけるようになりました。


このカフェは私にとって心が安らぐ特別な場所だったため、あえて「ここで働きたい」と申し出ることはせず、あくまで“癒しの場”として大切にしていました。

メルボルンでおすすめのスポット

メルボルンで生活してるときに訪れて特に印象に残ったのは、ビクトリア州立図書館(State Library of Victoria)です。歴史ある建築と静かな雰囲気の中で、勉強にも集中できる理想的な環境が整っていました。


また、メルボルンでは世界各国の料理が楽しめるのも大きな魅力です。中でも、「タイタウン」というタイ料理店や、サウスヤラにあるベトナム料理店のフォーは、何度も通いたくなるほどお気に入りになりました。

メルボルン生活で最も印象に残った出来事

最も印象的だった出来事は、メルボルンセントラル(Melbourne Central)という商業施設で、小さな女の子を誘拐から助けた経験です。母親とはぐれた女の子が見知らぬ男性に連れ去られそうになっていたところ、私と友人の後ろに隠れて助けを求めてきました。その後、無事に母親が現れ、事なきを得ました。この出来事を通して、海外生活では常に周囲に注意を払うことの重要性を実感しました。

また、バスに乗車しようとした際、運転手が私に気づかず扉に挟まれそうになったところ、周囲の人々がすぐに助けてくれた経験もあります。さらに、ホームステイ先のホストマザーからは、たびたび温かいメッセージをいただき、メルボルンの人々の優しさと温かさに何度も救われたことが印象に残っています。

メルボルンでの仕事について

メルボルンでの仕事探しについて

メルボルンでの最初の仕事は、バリスタ英語コースを受講する前に見つけることができました。住んでいたシェアハウスのあるドンカスター地域で働ける場所を探し、インスタグラムで「#ドンカスター」などのハッシュタグを活用して近隣のカフェを検索。およそ15軒ほどのカフェにダイレクトメッセージ(DM)を送り、その中の3店舗ほどから返信があり、最終的にその中の1つのカフェで採用が決まりました。


仕事は基本的に土日の週末シフトのみで、平日は学校があったため、それ以外の日に働くことはできませんでした。シフト数が限られていたため生活はやや不安定で、追加の仕事を見つけるためにレジュメ(履歴書)を50枚ほど印刷し、街中のカフェやレストランに積極的に配布して、さらなる求人チャンスを探しました。

仕事内容と職場での経験

苦労の末、友人の紹介を通じて、サウスヤラにあるカフェで掛け持ちの仕事を得ることができました。このカフェでは、バリスタとしてのコーヒー作りに加え、ケーキの準備、注文対応、電話応対など幅広い業務を任されました。

特に印象に残っているのは、一人で全ての業務を任されたワンオペの日です。オープンからクローズまで一人で店を切り盛りするのは大変でしたが、接客スキルやマルチタスク能力を大きく成長させる貴重な経験となりました。


さらに、カフェではUber Eatsの注文対応もしており、注文確認や対応のスピード感が求められる中で、英語での電話対応やデリバリーオーダー処理などの実務経験も積むことができました。

また、サウスヤラでのカフェの仕事が決まった頃には、最初に働いていたドンカスターのカフェでもシフト数が増え、経済的にも精神的にも余裕を持って生活できるようになりました。

ワーキングホリデーを終えて思うこと

約1年間にわたるオーストラリアでのワーキングホリデー生活を通して、精神的に大きく成長できたと感じています。渡航前の私は「こうあるべき」「こうしなければならない」といった固定観念にとらわれがちでしたが、海外での生活を経験する中で、そうした価値観から自然と解放されていきました。


異文化の中で暮らし、英語でのコミュニケーションや多国籍な人々との関わり、アルバイトでの実務経験など、日本では得られない多様な体験を積んだことで、自分自身の視野が大きく広がりました。

そして何より、「自分らしく生きることの大切さ」に気づけたのが、今回のワーホリを通して得られた一番の学びです。困難なこともありましたが、それ以上に得たものが多く、この1年間は人生の転機となる貴重な時間でした。

また渡航前に比べて、英語力はもちろんのこと、自分の中で一番大きく成長したと感じるのは「主体性」と「行動力」です。最初は英語で話しかけることにも不安がありましたが、毎日少しずつでもチャレンジを積み重ねることで、自信がついてきました。


バリスタ英語コースでの経験を経て、カフェで働く夢がより明確になったことも大きな収穫です。また、日本ではなかなか経験できない多国籍な友人との交流や、文化の違いを肌で感じる日々が、自分の視野を広げてくれました。

これからワーホリをしようか悩んでいる方へ

これからワーキングホリデーに行くべきか悩んでいる方に、私からお伝えしたいことは一言「絶対に行った方がいい!」ということです。

私自身、オーストラリアでのワーホリ生活を通じて、本当に多くの学びや出会い、成長の機会を得ることができました。振り返ってみても、この1年間はかけがえのない時間であり、人生の中でも特に充実した期間だったと胸を張って言えます。


今は帰国後に始めた新しい仕事がとても充実していて、もう一度ワーホリに行きたいという気持ちがありながらも、なかなか再出発は難しいと感じています。だからこそ、「少しでも行きたい気持ちがあるなら、迷わず挑戦してみてほしい」と強く思います。

海外生活に対する不安や迷いは誰にでもあるものですが、実際に飛び込んでみると、それ以上の経験や成長が必ず待っています。ワーホリを通してしか得られない気づきやチャンスが、あなたの未来を大きく変えてくれるはずです。

北海道留学センター東出より

1年間のワーキングホリデー生活を終えて帰国されたWakanoさんと、ランチをしながらワーホリ中のさまざまなお話を伺うことができました。


とても充実した時間を過ごされたとのことで、さらに現在は転職先にも恵まれ、やりがいのある毎日を送っていらっしゃると伺い、大変嬉しく思いました。

新しい職場では、ワーホリ中に培ったご経験が十分に活かせると感じています。これからのご活躍を心より応援しております!
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