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【コロナ禍でのワーホリ】看護師を辞めて留学を決断したことに後悔はありません

2022年11月14日
出発目前でロックダウンになってしまい、ワーホリでの渡航予定が頓挫したMikiさん。

学生ビザでの入国→現地でワーホリに切替というかたちで渡航され、現在は充実した日々を過ごしておられるとのことで、ばっちり体験談をいただきましたのでご紹介です。


ビザ 学生ビザで出発 ⇒ 現地でワーホリビザへ切り替え
留学都市 トロント
留学先学校 イングリッシュスクールオブカナダ
受講コース 一般英語インテンシブコース、Focus on speakingコース、医療英語コース

お仕事を辞めて留学を決意したのはなぜ?

学生の時から漠然とした海外生活への憧れがありましたが自分には無理だと思っていました。そうこうしているうちに30歳になる年になり、仕事も一通りできる中堅になって何か違うことを経験してみたいと思い立ち、ワーホリが使えるラストチャンスだと一大決心しました。

なぜトロントを選んだのですか?

一番の理由は憧れのニューヨークが近いこと!気候が北海道に似ていて順応しやすいとも考えました。


ESCについて

・受講したクラスのレベルは?

オンラインで受けたレベル分けテストでレベル7のクラスからスタートでした。最初に受けた一般英語コースのCommunicationの授業はレベル7−9というクラスだったのですが、英語を話すこと、英語で自分の意見を言うことに大変苦労しました。またクラスメイトのレベルも高く、聞き取れない、会話について行けないことに悩みました。日本人生徒のサポートをしてくれていたグレンさんにも相談し、4週間頑張ってみたのですが自分にはレベルが高すぎると判断し、レベル5−6のクラスに変更してもらいました。クラス毎にレベルも細かく分かれていて、自分に合ったレベルからスタート、変更もできるのでよかったです。

一般英語コース 3クラス/日

★Integrated Skills

テキストを使いながら毎週違うテーマに沿ってReading, Listening, Speaking, Writingを総合的に学ぶ授業でした。(レベル7、8ー9 各8週間受講)

★Communicative Grammar

テキストを使いながら文法を学び、実際に文章を作ったりグループで話す。レベル7では日常会話でも使う文法や時制などでしたが、8−10のクラスに上がるとよりReadingやWritingで使うような文法がテーマになり難しく感じました。(レベル7を8週間、レベル8−10は12週間のうち6週間受講)

★Communication

各週違うテーマに沿って意見交換をしたりプレゼンテーションをする授業。レベル7ー9は政治やいじめなどトピックが難しいので必然的に単語もレベルが高く、自分の意見をもちそれを表現することが求められました。レベル5−6は旅行や音楽などトピックが身近なものでした。(レベル7−9を4週間、レベル5−6を8週間)

★Conversation

レベル6以上の生徒が受けていたと思います。電話対応や意見の伝え方、などシチュエーション別にフレーズなどを学び実際にクラスメイトと会話で使ってみる授業。(10週間受講)
他にもWritingに特化した授業を受けているクラスメイトもいました。

Focus on Speakingコース

8週間受講。レベル6以上が対象でした。Speakingに特化しているので問題を解いたり書いたりする時間はほとんどなく、プレゼンテーションをしたりテーマに沿ってクラスメイトと話す授業でした。自分から話さなければただ聞いているばかりになってしまうので、とにかく話し自分から参加していく必要があると思います。話すほど楽しい授業です!

医療英語コース

全16週間のうち8週間受講。レベル7以上が対象でした。

医療職経験者や医療系学生が受講していました。私は日本で看護師をしていたため医療知識があったので、わからない英単語だらけでしたが理解はしやすかったです。カナダやクラスメイトの母国の医療事情など興味深い話もすることができますし、質問したり経験談を話すことで発言する機会も多くありました。


・受講したクラスの国籍は?

オンラインクラスは1クラス7〜12名程度の生徒数でした。メキシコ、ブラジル、コロンビア、ボリビアなど南米の生徒が多く、他にはロシアや中国、韓国などから参加している生徒がいました。また、少なくともクラスに2、3人は日本人がいました。医療英語コースは対面授業で受講でき、クラスメイトは日本人とコロンビア人でした。

・先生の教え方は?

先生によって違いますが、生徒が積極的に発言して授業参加することを重要視しているなと感じました。いろんな国籍の生徒がいるので、各国の文化や習慣などを話題にしたり、英語の勉強はもちろんですが、考え方や文化の違いを知り考える素敵な機会でした。医療英語のコースでは先生がカナダの医療現場の話をしてくれたり、生徒たちがお互いの国の医療現場や制度の違いなどを意見交換することができるようにしてくれたりと、大変興味深かったです。オンライン授業ではZoomを使い、教材はOfficeのOneNoteで配布され、宿題などもOneNoteで回答したりしていました。

・印象に残ってる授業について

Speakingに特に苦手意識があったため、一般英語コースの後にFocus on Speakingを受講しました。いろいろなシチュエーションで使える言い回し、円滑なコミュニケーションを取るための工夫などを学ぶことができました。一番面白いと感じたのはカナダや北米でのタブーについての授業です。お金や年齢の話をしない、聞かれたくないことを質問されたときにどう答えるか、などとてもためになりました。

・学校スタッフさんのサポートはどうだった?

入国後の2週間隔離が必要な時期にカナダに入国し、ホテル隔離中にはいくつかトラブルがあったのですが、日本語でグレンさんに相談でき大変助かりました。

グレンさんと北海道留学センターさんがやりとりしてサポートしてくれることもあり、心強かったです。授業のレベルやコースの相談も親身になって聞いてくださいました。

・アクティビティには参加しましたか?

オンライン授業の間は参加していませんでしたが、オンラインでも参加できるアクティビティが用意されていました。対面授業になってからはトロント市内の散策など数回参加できました。ESCのインスタグラムなどで、現在のアクティビティの様子がアップされているのを見るとうらやましい気持ちになります笑


ホームステイについて

・ご家族の構成は?

ホストマザーと高校生のホストシスター、わんちゃん1匹でした。

・ホストファミリーとのコミュニケーションはどうでしたか?

英会話をほとんどしたことがない状態でカナダに渡航したのでとても緊張していましたが、簡単な英語で話してくれたり、私の言いたいことを理解してくれようとしてくれ心強かったです。困っていること、食事や生活面での希望などは伝える努力が必要だと感じました。ホストマザーも私が希望を伝えたり会話しようとすることを喜んでくれていました。

・難しいと思った点はありますか?

留学前は長年一人暮らしをしていたので自分の生活が確立していたこともあり、他者と暮らす、ということが個人的には慣れるのに大変だったことの一つです。ホームステイ先では清潔感の違いに大変戸惑いました。ホームステイに限らず、シェアハウスでもそうですが、家族とは違い生活習慣や考え方の違う人たちが一緒の家で暮らすと言うのは大変なことだなと思います。楽しいことも勉強になることもたくさんあり、日本にいたらできない経験だったと思うのでカナダに来てよかったことの一つです!


トロントの生活について

・トロントの生活はどうですか?

トロントは都会だけど自然も多い、とても過ごしやすい場所だと思います。冬は、私の地元旭川に比べると雪は少ないですが、出かける時は車移動ではなく徒歩や公共交通機関を使うのでより寒く感じました。物価や家賃は日本より高いですが、トロントで働くことができればその分給料もいいのであまり問題にはならないかと思います。いろいろなバックグラウンドを持つ人が入り混じっているので、トロントに来てから一度も自分がカナダで”外国人”であると感じたことはないです。また、多文化社会なのでたくさんの国のレストランが充実しているのがとても楽しいです。食べるのが好きな人にはとてもおすすめの場所です!


・トロントの生活で印象に残った出来事

年齢を気にせずいろんな人と仲良くなれました。私はギリホリだったこともあり、語学学校やシェアハウス、バイト先で出会う人たちは年の離れた人たちが多かったですが、そもそも年齢を聞かれないのでみんな気にせず話してくれますし、それがとても心地よかったです。あとは、お店やバス停、信号待ちなどちょとしたときに話しかけられたり、話しかけてもいい雰囲気があって、知らない人とのちょっとしたスモールトークが楽しかったです。

・トロントのおすすめスポット

Royal Ontario Museumはとても大きい博物館でおすすめです。私は1日で全て回りきれませんでした。夏に開催される、Canadian National Exhibitionと言う大規模なお祭りもぜひ行ってみてください!


お仕事について

・どんな仕事をしましたか?

タイ料理のレストラン、ラーメン屋、日本食レストランでサーバーとして働きました。Uber Eatsもwalkerで少しやりました。

・どうやって見つけましたか?

e-Mapleの求人募集を常にチェックして、良さそうなところにレジュメを送りました。

・仕事で苦労したことはありましたか?

一つのレストランでフルタイムで働くことができなかったので、2ヶ所を掛け持ちしていました。最初に働いたレストランは同僚との会話も英語だったので、仕事を覚えるために質問したり確認するときにうまく伝えることができず苦労しました。仕事で理不尽な扱いを受けたと感じることもあり、自分の意見はしっかり伝えて毅然とした態度で臨むのも大事だと思いました。

・時給いくらくらいでしたか?

カナダは年々時給も上がっており、私が働き始めた頃に最低時給が$15になりました。サーバーだとさらにチップももらえます。

社会人(特に看護師の方に向けて)で留学・ワーホリするかを迷っている方へアドバイスを!

仕事や生活環境、お金の問題もあるのでかなり迷うことだと思いますが、少しでも興味があるならぜひタイミングをみて短期でも挑戦してみてほしい、と実際に経験してみて思います。私はもっと早くにしておけばよかったと少し後悔もしています。早いほど他の国へワーホリしたりと、選択肢が広がると思います。帰国後も仕事があるのが看護師の強みだと思うので、ぜひ思う存分やりたいことをやってください!


ここまでの留学生活を振り返っての思い出・成長を感じた点

日本から一度も出たことのなかった私が、仕事を辞め海外で生活すると言う決断をしたこと、一つも後悔はありません。良いことも悪いことも全ての出来事、出会った人たちが、カナダに来てなければ経験しなかったことなんだと感じます。英語に関しては、間違いを恐れてなかなか話せなかった最初の頃と比べると、間違いを気にせず話すことができるようになりました。


今後の予定&目標

旅行などを楽しんでから帰国する予定です。カナダで看護師として働いてみたいと言う気持ちがあるので、学費を貯めたり、英語の勉強を続けたいです。

担当の相澤より

コロナ禍で不安も多いなかご出発され不便を強いられたこともたくさんあったと思いますが、ポジティブに捉えて充実した生活を送られていらっしゃるのはさすがの一言です。新しい目標もできたとのことで、また新たなステージに向けて邁進していってください!

帰国したらまたいろいろお話聞かせてくださいね。
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