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ILSCバンクーバー留学体験談~語学+α物事の考え方見方を変えられました

2017年1月5日
カナダ バンクーバーへ半年間の語学留学をされたNaotoさんから留学体験談頂きました。
項目 詳細
ビザ 観光ビザ
留学都市 バンクーバー
留学先学校 ILSC Vancouver
アイエルエスシーカナダバンクーバー校
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 どうして留学しようと思ったか?

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僕の留学の目的はひとえに英語力、特にスピーキングとリスニング力の向上でした。将来は、高校か大学受験専門予備校にて英語の講師として働きたいという思いから、自身の英語力を四技能満遍なく高めておく必要がありました。それが今回留学を決意するに至った経緯です。

留学先のバンクーバー生活について ・バンクーバーはどういう街だった?

様々な人が既に言われている通り、バンクーバーは多文化社会です。悪くいってしまえば、カナダ・バンクーバーらしいものが特にないとも言えます。しかし、良く言えばいろんな国の文化や言語に触れることができますので、それこそがバンクーバーらしさといえるかもしれません。

バンクーバーから少し離れた所にあるリッチモンドは中国人の割合が多く、バンクーバー市内のメイン通りであるロブソン通りには、韓国料理屋が多いです。日本料理屋も結構あるので(ただし、日本料理屋なのにもかかわらず経営者が日本人ではなかったり、味付けが日本のものとは少し違ったりなどの不満の声も結構聞きますが)日本料理に恋しくなることもありません。

★バンクーバーと日本の都市との大きな違いは?

ホームレスの多さです。特にダウンタウンにはそこら中にホームレスがいます。日本にもホームレスはいますが、バンクーバーのホームレスは物乞いをしてきます。お金や食べ物をせびられることも多々あります。基本的にはNo. I’m sorry.などといえば何も起こりませんが、治安の悪い地区もあるので、なるべく目を合わさずにその場をやり過ごすのがいいと思います。(ホームレスの問題はバンクーバーが抱える大きな問題の一つです。日本人留学生の中にはホームレスを見て可哀想だと思ったり、助けてあげたいと思ったりする人がたくさんいます。

その気持ち自体は素晴らしいものですが、中には薬物中毒者や暴力的なホームレスもいます。僕の友人の中にも急に殴り掛かられた人がいます。基本的に害のないホームレスと危険なホームレスの見た目の区別はほとんどありませんので、自身の身の安全を考えて、あまり関わろうとしないほうがいいかもしれません。

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★バンクーバーは住みやすい街だった?


とにかく交通の便はとてもいいです。電車も基本的に数分に一本と、かなりの頻度で走っていますし、街中にバスが走っています。それにバスのシステムもとても簡単です。Google Mapを使えば簡単に目的地にたどり着くことができます。なんといってもコンパスカードという、電車にもバスにも使える便利なカードがあるので、切符を買ったりする手間がありません。長期滞在する予定の方で、電車やバスを一日に何回も使う予定がある方は、マンスリーパスがより便利です。

また、今や欠かせないスマホですが、バンクーバー市内は驚くべき程にいろんなところにWiFiが飛んでいます。カナダで有名なフランチャイズのコーヒーショップのティムホートンや、ハンバーガーショップA&W、そして日本でもお馴染みのスターバックスは無料でWiFiを提供していますし、ダウンタウン市内にはこのような無料WiFiスポットがいくらでもあるので、特別な用事がない限り、カナダフォンを持つ必要はありません。

住居~シェアハウス・ホームステイについて

★シェアハウス探しはどうだったか?

振り返ってみれば、割とすぐに決まったのかもしれませんが、それでも7,8件は断られました。時期も時期だったので、距離と家賃の条件が合う家を見つけるのが大変でした。6月や7月は世界中から留学生やワーホリの人たちがバンクーバーに訪れる時期なので、激戦区です。また、男性の方は特に見つけにくい状況にあるといってもいいと思います。どういうわけか、女性限定で打ち出している家が多く条件が完璧なのに、女性限定だったために諦めざるをえなかった場合もありました。ホームステイの期間にもよりますが、生活に慣れ始めたらすぐに家探しを始めることをお勧めします。

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★ホームステイに関して


ホームステイと言っても、星の数だけあるので、一概に一般化できませんが、ホストファミリーには多くを期待しすぎないほうがいいと思います。基本的にホームステイはビジネスなので、金の切れ目は縁の切れ目というように、必要最低限のサービス以上のことはしてくれませんし、もし何かのトラブルでお金が払えない、などということがあればよほど寛容なご家族でない限り即刻退去させられてしますこともあります。

また、ホームステイをやってらっしゃるご家族の多くは基本的に東南アジア系の方が多いです。その為、英語の訛りが少々厳しい場合もあるので、家族間のコミュニケーションが困難な場合もあります。僕の場合はそれほど大きな不満もトラブルもなかったのですが、ホームステイ先のファミリーに関する問題を抱えていた友人はとても多かったように感じます。

通学先はアイエルエスシー~コアクラスで印象に残ってる授業は?

ある程度英語力がついた学生に限られますが、個人的にはInternational Current Event(現代の国際情勢)とDiscussion Circleがかなり有益でした。似たような授業にGlobal Social Issues(世界の社会問題)というものもありますが、これらのクラスでは英語でControversial(賛成反対が分かれるような)な問題についてプレゼンをしたり、クラスメイトと議論をしたりします。

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ILSCでは上級レベルになるほど、ヨーロッパ人の留学生の割合が多くなります。一般的に言って日本人に比べると彼らは本当によく英語ができます。また、日本人とヨーロッパ人の大きな違いの一つは、「世界の諸問題についての大体の知識と、それに対する自分の意見をきちんと持っていて且つ、臆することなく人前で表明することが出来る」という点です。

日本人の中にももちろん英語が堪能で綺麗な発音、正確な文法で流暢に話す人はたくさんいます。ですが、現在世界中で問題になっていること(テロ・宗教紛争・男女の格差・貧困・人種差別・技術発展がもたらす倫理的問題)に関する歴史的背景や今何が起こっているかなどの知識、そしてそれについて議論するということになると、普段ぺらぺらと英語を話しているはずの日本人でも何も言えない、という場面によく遭遇しました。

レベルが上がっていくほど、ただ話せるだけではダメで、内容を含んだ発言をしなければならないということを学ぶことが出来ました。そのようなカルチャーショックを一つのきっかけに、自身のモチベーションに繋げられる方には是非とってほしい授業です。

ケンブリッジ英語試験対策コース~英語力が上がったと自信もって言えるコース

★国籍

先生によれば国籍は時期によってばらつきがあるとのことでしたが、僕の場合は9割がスイス人とドイツ人でした。一般的にヨーロッパにおけるケンブリッジ英検は日本のTOEICや英検のような位置付けであり、海外留学や大学進学や就職に大いに役に立つとのことです。

★授業内容について

授業内容はスピーキング・リスニング・リーディング・ライティング・文法・語法に満遍なく焦点をあてたバランスのいいものとなっていますが、もちろん授業はすべて英語で行われるので、コースが始まった時点でかなりのリスニング力が必要とされます。また、先生はその都度生徒の苦手分野を把握し、一番苦手そうなものを重点的に行います。

例えば、僕のクラスでは、ヨーロッパ人が総じて文法や語法が苦手な傾向にあったので、授業のほとんどはそちらに割かれました。(逆に僕は、文法語法は問題なかったのですがリスニングで苦労しました。なので、時々授業が退屈に感じることもありました。)

またケンブリッジ英検の特徴はイギリス英語がベースになっているという点です。日本の英語教育はアメリカ英語がベースになっているので、多くの日本人は、最初は厳しいと感じると思います。(アメリカ英語とイギリス英語は発音や単語、表現などで様々な違いがあります。)

★受講して英語力が上がったと感じたか?

授業の予習復習はもちろん授業外で課される課題をきちんとこなしていれば英語力は伸びると思います。しかし、ただ何となく授業に出席しているだけで、放課後に自学をしなければ、ほとんど効果がないといってもいいと思います。三か月というのはそのくらい短いです。僕の場合はケンブリッジコースを通して、語彙力やリスニングやスピーキングが遥かにアップしたと自覚しています。

今回の留学生活全体を通じての感想

やはりなんといっても世界中に友達ができたという点が個人的に大きかったです。日本に住んでいるだけでは見えてこなかった世界の本当の姿や、自分がいかに他文化や他国の人に関して無知で、いろいろな固定観念や偏見を持っていたかなど、英語だけではなくいろいろなことを学ぶことが出来ました。

また、僕自身今回の留学を通して強く感じたことであり、これから留学にいく方々に是非心に留めておいてほしいことがあります。それは「自分は日本の代表としてその地にいる」ということです。少々大げさに聞こえるかもしれませんが、誇張でもなんでもなく事実です。例えば、僕の友達の中で、日本人との交流を通して、次の留学先を日本に決めた人や、日本で働きたいと言い出した人が数名いました。

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僕ら日本人の発言や行動が他国の人の人生を変えてしまうようなことを沢山経験しました。もちろん、ただ何も考えずに異文化交流を楽しむのもいいのですが、自分の何かが相手の人生を変えてしまうかもしれない、また、相手の中の日本のイメージを変えてしまうかもしれないという可能性を常にもって海外での生活を楽しむことが大切だと思います。

北海道留学センター東出より

留学の明確な目標をもって半年間の語学留学をされたNaotoさん。

今回の最終目標であるケンブリッジ英語試験対策コースもしっかり受講されて英語力もアップされ、また日本でアップさせた英語力を活かして頑張ってください
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