よくある質問
カナダのカレッジってどういう位置づけでしょうか?
カナダのカレッジってどういう位置づけでしょうか? 専門学校?それとも短大?
カナダの「カレッジ」は、日本の専門学校と短大の両方の特徴を持つ教育機関です。
カレッジの主な特徴
カナダにおける「College(カレッジ)」は、実践的な職業スキルや専門知識を学ぶ高等教育機関として位置づけられており、主に以下のような特徴があります:・職業訓練に特化した専門教育が中心
・1〜3年で修了可能な「ディプロマ」「サーティフィケート」などの資格が取得できる
・ビジネス、ホスピタリティ、IT、看護、幼児教育など分野が多彩
・一部のプログラムでは就労体験(Co-op)も可能
公立カレッジ・私立カレッジの違い
① 公立カレッジ(Public College)政府が運営する教育機関で、ディプロマ・サーティフィケート・学士号などの取得が可能です。カナダ人学生に加え、留学生も多く在籍しており、質の高い教育を受けられます。また、カレッジ卒業後に大学への単位互換の制度も整ってるので、カナダの大学へ進学を目指してる方が大学前に公立カレッジへ入学されるケースも非常に多いです。
そのほか公立カレッジ卒業後の就労ビザ(PGWP)の申請が可能な点も大きなメリットです。
② 私立カレッジ(Private College)
民間が運営しており、Co-op(有給インターンシップ)付きの短期プログラムが多いのが特徴です。実践的なスキルを重視する人や、短期間で就労経験を積みたい人に向いています。ただし、PGWP対象外となる場合が多いため注意が必要です。
まとめ
カレッジは日本の短期大学のように学術的な学習+資格取得という要素もありますが、より即戦力になる実務重視の内容が多いため、日本の「専門学校」に近い性格もあります。なお、大学(University)は学士号・修士号などのアカデミックな学位取得を目的とするのに対し、カレッジは「実践的に働くための準備をする場」という位置づけです。
将来のキャリアや就職を意識して留学したい方にとって、カレッジはとても実用的な選択肢と言えます。
