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メルボルンワーホリ体験談|ホームステイから仕事探しまで1年間のリアルな生活

2025年8月20日
勤めてた会社を退職してオーストラリア メルボルンへワーキングホリデーされたRunaさん。最初8週間語学学校で英語力をアップさせつつ並行して仕事探し。

メルボルン市内でコッペパン屋さんでの仕事ゲットされて1年間の充実したワーホリ生活を送られました。1年のワーホリ生活についてRunaさんから体験談頂きましたので更新です
ビザ ワーキングホリデービザ
留学都市 メルボルン
留学先学校 Discover English
(ディスカバー・イングリッシュ)
受講コース 一般英語コース


どうしてワーキングホリデーに行こうと思ったのですか?

もともと高校生から大学に入る前くらいまでは、漠然と「留学してみたいな」という気持ちがありました。
ただ、「絶対に行きたい!」というほど強いものではなく、ふわっと「海外に行ってみたいな」くらいの感覚でした。

ところが、ちょうどその時期にコロナが始まってしまい、大学生の間は留学を考えることもなくなってしまったんです。
その後、実際に社会人になって1年働いてみたときに「このままずっと同じ生活が続くのかな」と思いました。

ワーホリには期限があるので「行くなら今しかない」と感じましたし、何をやっても中途半端だった自分を変えたいという思いもあって、思い切って行こうと決めました。

メルボルンを選んだ理由は?

都会すぎるのはあまり好きじゃないけれど、かといって小さすぎる街もちょっと違うなと思っていました。
その点でメルボルンは、自分にとってちょうどいいバランスの街だと感じました。

札幌に近い雰囲気があるというか、札幌に似ている部分があると感じたのも大きかったです。
それに、コーヒー文化が根付いている街だという点も魅力的でした。

通った語学学校ディスカバーイングリッシュについて

受講したクラスレベルは?

プレ・インターミディエイト(初中級)レベルです。クラスには15人ほど在籍していました。

クラスは
最初は午後クラスでしたが、途中から午前クラスに移動しました。午前の方が学生数は多かったと思います。

クラスメイトの国籍は?

半分以上が日本人でした。ほかはコロンビアや台湾の学生が多かったです。ヨーロッパの学生は、私のクラスにはいませんでした。


先生の教え方はどんな感じでしたか?

午後のクラスは「授業」というより、実践的なアクティビティ中心でした。ゲームをしながら他の国籍の人と会話をしたり、とにかく英語を使わせるスタイルでした。いわゆる教科書的な授業というより、アクティブに「英語を話して楽しむ」イメージです。

一方、午前クラスに移ってからは、文法を学ぶなど、より「授業らしい授業」が行われていました。ゲームを取り入れることもありましたが、全体的にメリハリがありました。


私は午前クラスの方が合っていたと思います。午後クラスはどちらかというとリラックスした雰囲気で、英語で遊んだり楽しんだりする要素が強かった印象です。

印象に残っている授業は?

授業の一環で、クラス全員でセントキルダのビーチへピクニックに行きました。
朝からみんなで移動して、終日セントキルダビーチで過ごし、最後は現地解散という流れでした。


各自、自分の国の食べ物を持ち寄ってシェアしたり交流したりと、とても楽しい授業でした。普段の教室とは違う雰囲気でクラスメイトと仲を深められたのが印象に残っています。

母国語使用禁止ルールについて

学校全体として「母国語禁止ルール」は一応ありましたが、そこまで厳しくはありませんでした。日本語を話していると「日本語だね」と言われる程度で、特に注意や叱責を受けることはありません。

そのため、ルールは存在するけれど、比較的ゆるやかな運用だったと思います。

メルボルンについて

メルボルンは大きく感じた?

実際に住んでみて、思っていたよりも小さく感じました。
自分の行動範囲が限られていたせいかもしれませんが、イメージしていた「大都会」という印象はそこまでありませんでした。
メイン通りのスワンストン・ストリートを歩いていても、そこまで都会っぽさを強く感じなかったですね。

気候について

メルボルンでワーホリを始めたのが9月、ちょうど春の時期でした。
最初は「春なのに意外と寒いな」と思いました。9月はもちろん、10月に入ってもまだ寒くて、上着が手放せなかったです。


11月頃からようやく暖かくなってきた印象がありますね。特にハロウィンあたりまでは寒かった記憶が強いです。それに「寒い」というよりも、一日の気温差がものすごく激しかったのが印象的でした。

例えば夏でも、日中はすごく暑いのに夕方になると一気に冷えてくる。1日の中で寒暖差が大きすぎて、「ちょっと意味がわからない」と思ったくらいです。

最高気温では42℃を体験しました。さすがに暑かったですが、湿気がなく乾燥していたので、日本のような蒸し暑さとは違い、意外と歩ける暑さでした。

冬のメルボルンはどうかというと…一言でいうと「寒い」です。家の中も寒く、シェアハウスも同じく寒かったですね。ただ、北海道の冬ほどではなかったので、しっかり着込んでいれば暖房なしでも過ごせるくらいでした。

メルボルン生活で印象深い出来事

メルボルンでのワーキングホリデー生活の中で、今でも強く印象に残っている出来事があります。
それはシェアハウスでの「ちょっとした事件」でした。

当時、私は4人の女の子と一緒にマンションの一室をシェアして暮らしていました。ある夜中、ふと目を覚まし起きていると、突然“知らない男性”が部屋の中に入ってきたのです。驚きと恐怖で一瞬固まりましたが、幸い何も起こらず、その場は無事に済みました。ただ、その出来事をきっかけに、すぐに引っ越しを決めました。

今振り返ると、そのシェアハウスにはセキュリティ面で大きな問題がありました。マンションの入り口の鍵は全員に配られていたのですが、各自の部屋の鍵はもらえず、常に開けておくしかない状態だったのです。つまり、誰でも部屋に入れる環境になっていました。住み始めてからその事実を知り、「もっと確認しておけば良かった」と強く感じました。

幸い大きな被害はありませんでしたが、海外生活では住まいの安全面をしっかり確認することの大切さを実感しました。これからメルボルンやオーストラリアでシェアハウス生活を始める方には、ぜひ入居前にセキュリティの状況を確認してほしいと思います。

ホームステイについて

ホームステイは本当に素晴らしい経験でした。
私はオーストラリア人のおばあちゃんが1人で暮らしているお宅に滞在し、ルームメイトもいなかったので、2人だけでの生活でした。ご飯もきちんと作ってくださり、家も清潔でとても快適に過ごせました。

また、ホストマザーは元旦那さんの息子さんの元奥さんと仲が良く、その方が日本人だったこともあり、私のことをとても気にかけてくれました。週に1度くらいはその方が家に来て、一緒に夕食を囲むこともありました。ホームステイが終わった後も、毎週水曜日だけはその家を訪れて、みんなで夕食を食べる習慣が続いたのも嬉しい思い出です。

さらに、クリスマスには連絡をいただき、家族や友人たちと一緒にパーティーに参加しました。オージースタイルのクリスマス料理や、夏の屋外でのバーベキューなど、日本では体験できないイベントを楽しむことができ、本当に特別な経験になりました。

メルボルンでおすすめの場所

私のお気に入りは「セント・キルダ」です。海沿いの街並みやビーチの雰囲気が心地よく、散歩やリフレッシュにぴったりの場所でした。


もう一つ好きだったのは、シティ中心部にある「カールトン庭園」です。緑が多く静かな雰囲気なので、1人でのんびり過ごしたい時によく訪れました。現地では、そこで編み物をしながらゆったりとした時間を楽しんだのも思い出です。

仕事について

仕事はどのように探しましたか?

仕事探しは、散歩しながらお店を見て回ったり、ネットで求人をチェックしたりしていました。特に「伝言ネット」や「日豪プレス」をよく利用していて、毎日のように時間を見つけては探していました。

仕事探しを始めたタイミングは?

メルボルンに来て1か月ほど経ち、シェアハウスを移動した頃から本格的に仕事探しを始めました。

履歴書は合計で50枚ほど配ったと思います。直接持ち込んだり、ネット経由で送ったりと方法はいろいろでしたが、その中から仕事を得ることができました。

仕事内容について教えてください。

最初はジャパレスとコッペパン屋さんを掛け持ちしていましたが、コッペパン屋さんで安定してシフトがもらえるようになったため、ジャパレスは早い段階で辞めました。

コッペパン屋さんはメルボルン・セントラルの中にありましたが、2か月後に系列のボックスヒル店へ異動になりました。運営会社は、コッペパン屋さんとジャパニーズグロサリーの2店舗を経営していて、マネージャーは台湾人でした。

ボックスヒルでは、おにぎりやお弁当を作る仕事を担当。駅から少し離れていましたが、オージーを含め多くのお客さんが訪れる人気店でした。

契約はカジュアルで、週4日以上・1日7~9時間勤務が基本。最後の方は週6〜7日、合計50時間以上働くこともあり、その分しっかり稼ぐことができました。

職場のスタッフは、日本人、台湾人、マレーシア人などがおり、一番多いのは台湾人でした。

仕事探しは大変でしたか?

大変でした。
本格的に探し始めてからは約2週間で決まりましたが、その前に少しずつ探していた期間も含めると、1か月くらいかかったと思います。

仕事をしていて印象に残っていることは?

一番感じたのは、「日本人と一緒に働く方が意外と大変」ということでした。日本語が分かってしまう分、指摘や注意をされると必要以上に刺さってしまう感覚があったんです。

その点、ボックスヒル店のように日本人以外の人と働く環境では、多少厳しいことを英語で言われてもそこまで気になりませんでした。逆に働きやすかったと思います。

これからワーホリを考えている社会人へメッセージは?

行こうか迷っているなら、とりあえず思い切って一度行ってみてもいいと思います。迷っている時間よりも、実際に行ってみた経験の方がずっと大きな価値になります。

ワーホリ生活を通して「自分が変わった」と思う点は?

前よりも、自分の意見をすぐにはっきり言えるようになったと思います。
今までも思ったことは伝えるタイプでしたが、その前に少し躊躇したり考えすぎたりすることがありました。でも、ワーホリを経験してからはスッと伝えられるようになった感覚があります。


それに、「嫌われること」を必要以上に恐れなくなったんです。人にどう思われるかを気にしすぎるよりも、自分の考えを素直に伝える方が大事だと思えるようになりました。

今後の目標は?

今は就職活動中で、来年4月から正社員として働けたらと考えています。外資系や英語を使う仕事にこだわっているわけではなく、まずは札幌での生活を優先した仕事探しをしています。

北海道留学センター東出より

1年間のワーキングホリデー生活を終えて帰国されたRunaさんと、ランチをしながらワーホリ中のさまざまなお話を伺うことができました。


大学生の時にコロナ禍になり、大学生活をしっかり満喫できたとは言い難い環境で過ごし社会人になり、毎日社会人生活を送ってる中でこのままでいいのか?と思ったのがきっかけでワーホリへ。

ランチをしたあとカフェで体験談をじっくり聞かせていただきましたが、本当ワーホリをして日本では経験出来ないことなども経験出来て充実のワーホリ生活でしたとのことで良かったです。

これから札幌で新生活とのことでまた充実させてください!

引き続き応援しております!!
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