【留学後Story】休学ワーホリから海外商社マンへ~北海道留学センター第1号生徒さんの15年後
2025年7月30日
「“あの1年がなければ今の自分はいない”──休学ワーホリで人生が変わった話」

北海道留学センターは、2009年7月7日にスタートして以来、多くの道産子の留学をサポートしてきました。
今回は、その記念すべき「第1号」のサポート生である Shinta Kudo(工藤慎太)さんの今をご紹介します。
目次
2010年メルボルンへ休学ワーホリ
実はShinta君は、私の遠い親戚でもあります。初めて会ったのは彼が赤ちゃんの頃、私は10歳のときでしたが、ほとんど記憶もなく…。本格的に関わるようになったのは、彼が大学3年生のときに「休学してワーホリに行きたい」と相談を受けたのがきっかけでした。
彼は英文学科に通っていて、英語もある程度話せていたことから、私自身が「もし自分が今、大学生ならこうする」と思うプランを提案しました。
それが、
バリスタコースでスキルを身につける
英語環境のカフェで働く
最後に「ケンブリッジ英語試験コース」を受講する
というものでした。

Shinta君はこのプランをすべて実行し、帰国後のTOEICでは900点近いスコアを取得。そして大学卒業後は、日本の大手商社へ就職されました。
商社へ就職⇒海外でのビジネスミーティングへ
それから約3年。勤務先が本州だったため、年に1〜2回札幌に帰省した際に会っていましたが、「本当にやりたかった仕事なのか?」と葛藤している様子も見受けられました。しかし、腐らず前を向き続けた彼に、ついに大きな転機が訪れます。
それが 海外でのビジネスミーティング。

英語を駆使して、インドネシアとタイの2か国でミーティングラッシュ。内容の濃い交渉・打ち合わせを全て英語でこなしたそうです。
これはまさに、彼がかつて夢見ていた「英語を使って世界で活躍する」姿そのものでした。
その後、彼からこんな連絡が届きました。
「やっと本当の意味で“休学ワーホリをしてよかった”と言えるようになりました」
あの1年間の留学経験があったからこそ、今の自分があると。
アメリカで1年間の勤務へ!
2025年7月追記
さらに時は流れ、2023年7月からはアメリカでの1年間の勤務チャンスが巡ってきました。英語漬けの環境の中でさまざまなプロジェクトに関わり、2024年に帰国。久しぶりに会って話す中で、彼はこう言いました。
「休学ワーホリという“入口”があったから、今の自分がある」
「経験しないと、そもそも選択肢すら見えてこない」
これは、私自身の心にも深く残る言葉でした。
たしかに、経験して初めて見えてくるものがあり、選択肢が広がっていく。
それが「休学ワーホリ」という道です。
留学生活を人生最高の時間にしてはいけない!
「留学生活を人生最高の時間にしてはいけない。最高の時間はその後につくるもの。」まさにShinta君は、いまその真っ只中にいて、これからさらに活躍の場を広げていくのだろうと思わずにいられません。
Shinta君との対談動画
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