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【カナダ】フランス語留学にお勧めの都市「モントリオール」

2023年8月3日

北米のパリ モントリオールでフランス語留学!


カナダ留学で選ばれる都市といえば、バンクーバーとトロント。

それぞれに個性的な特徴があるわけですが、個性という観点でこの2都市を凌駕する異質な都市があります。

それが、Montreal(モントリオール)です。

他の都市との最大の違いは、第一言語がフランス語であること。

英語だけではなくフランス語も勉強してみたい方、フランス語の勉強のためにフランス留学と迷っている方など、フランス語留学が少しでも頭にある方にはぜひお勧めしたい都市です。

そもそもモントリオールってどんな街?

モントリオールは、カナダ最大の都市トロントから飛行機で約1時間半のロケーション。


日本からは東京の成田国際空港から直行便が飛んでおり、飛行時間およそ13時間となっています。

モントリオールがあるケベック州エリアは、フランス領土だった背景があります。
そのため、建物や道路、言葉、芸術に至るまで、あらゆる場面で「フランス」を感じることができます。


あまり知られていませんが、モントリオールはカナダでトロントに次いで2番目に大きな都市です。
世界中から多くの人々が観光や留学、あるいは移住を目的にモントリオールにやってきます。

カナダ全体が異文化の交わる国ですが、ここモントリオールでもそれは変わりません。
ヨーロッパや中東、南米、アフリカ、アジアなど多くの人種が共生する街です。

「違う」ことを寛容に受けいれる雰囲気が整っており、中心部には中華街はもちろん、ユダヤ系の人々が集まるエリアやアフリカ系の人々が集まるエリアなどが共存します。

また、中心部を大きく2つに分けて、東側がFrancophone(フランス語圏)、西側がAnglophone(英語圏)という括りもあります。
北側に行くと、「フランス語しか聞こえてこない」と感じるはずです。

モントリオールのフランス語って実際どうなの?

同じ日本語でも地域によってアクセントが異なります。
たとえば日本語を勉強している外国人にとっては、関西弁の理解はかなり難しいみたいですよね。

それと同じように、フランス語にも地域によって訛りがあります。
ましてや、フランスのフランス語とカナダのフランス語では違いがあって当然です。


私はフランスで1年間留学経験がありますが、モントリオールをはじめケベック州で話されているフランス語(通称ケベコワ -Quebecois)は、フランスのフランス語とはやはりちょっと違います。英語の発音に少し影響を受けているような印象を受けました。

使われる単語にも若干違いがあります。
例えば、「買い物をする」という表現は以下のように明確に異なります。

フランス:faire du shopping
モントリオール:magaziner

日本でフランス語を学ぶ機会がある方は、ほとんどの方がフランスのフランス語を教わります。
そのため、モントリオールのフランス語を聞くと、発音が聞き取りにくいと感じると思います。
また、単語の違いに戸惑うことが特に初めは多いでしょう。

ですが、ひとくちに「フランス語」といっても数多くのアクセントや異なる特徴があるのは前述のとおり。
実際にフランス語環境に身を置くと、いろいろなフランス語に対応することが求められます。
(これは英語にも同じことが言えます)

いろんな人が話すフランス語に触れながら生活することで、自分のフランス語のキャパシティが広がるのを感じられるでしょう。

モントリオールでフランス語留学をするメリット

では、他にモントリオールでフランス語を学ぶメリットはなにがあるでしょうか?
モントリオール留学のおすすめポイントを3つ挙げます。
⑴学ぶフランス語はフランスのフランス語
⑵地元の人たちは明るく優しく協力的
⑶自然、芸術、歴史が感性をくすぐる

⑴ 学ぶフランス語はフランスのフランス語

モントリオールの語学学校で学ぶフランス語は、ケベコワではなくフランスで話されているフランス語です。
学校の先生も、フランスで生まれ育ったフランス人がいたりします。
もちろんケベック生まれのカナディアンの先生もいます。
つまり、いろいろな発音に触れることができるので、そこが捉え方によってはメリットと言えます。

また、バスやメトロ(地下鉄)のアナウンス、駅名、街のエリア名など公共のものは基本的にフランス語。
街中を歩いていてもフランス語の会話がとにかくたくさん聞こえてきますので、フランス語環境です。

一方で、モントリオールは英語とフランス語のバイリンガル都市という側面もあります。

お店に行くと「Bonjour, hi!」と声をかけられて、自分が話したい言葉で挨拶してから接客がスタート。
どっぷりフランス語環境に身を置きたい人はもちろん、「Bonjour!」と挨拶をすればOKです。


⑵地元の人たちは明るく優しく協力的

語学留学では言葉が理解できないことに苦しみ萎縮してしまうことも多いです。
その点、モントリオールは留学生にとっても大変住みやすく居心地の良い都市といえます。

モントリオールは多様な文化背景を持つ人々が集まって生活をしているため、「違う」を受けれ入れることに長けています。

ある学校スタッフさんに聞いた話ですが、

フランス人はこの「違いを受け入れる」という能力に欠けていることが多く閉鎖的な一方で、ケベコワ(ケベック人)は性格的にオープンな人が多いとのことです。
ちなみにこれは、このスタッフさんのご主人(フランス人)がモントリオールに来て感じたことみたいです。

カフェやレストランの店員さんしかり、メトロの係員しかり、道ばたを歩いている一般人しかり。
困っている人には優しく手を差し伸ばしてくれますので、間違いを恐れずに声をかけることができます。


また、特に若い人たちはフランス語も英語もネイティブなことが多いのも特徴。
どちらの言語を学びに行っても、トライ&エラーを繰り返すことのできる環境が整っています。

⑶自然、芸術、歴史が感性をくすぐる

留学中は勉強の息抜きが必要ですが、モントリオールは息抜きスポットがたくさんあります。

街のど真ん中に「Mont Royal(モン・ロワイヤル)」という山がそびえ立っていて、夜景を見て疲れた心を癒すことができます。
昔ながらの石畳の道路やレンガ造りの建物が立ち並ぶ「オールドポート地区」には、おいしいレストランが軒を連ねます。
ちょっと疲れたら「ノートルダム大聖堂」のきらびやかなステンドグラスに酔いしれながらも、ひんやりとした荘厳な空気で身を落ち着けます。
また、芸術の街としても有名なモントリオールで特に盛り上がるのが、夏の「Jazz Festival」。
昼間から夜遅くまでムードたっぷりのジャズを聴いて癒されます。


モントリオールおすすめ語学学校

モントリオールでフランス語を学ぶのにおすすめの語学学校をご紹介します。

◆ILSCモントリオール校

カナダには3都市にキャンパスを置く世界規模の語学学校。
モントリオール校は、カナダでは唯一英語とフランス語のどちらを学ぶかを選択して受講していきます。

ILSCが他の語学学校と大きく異なる点は、レベルが上がるにつれて選べるプログラム数が豊富なところ。
フランス語に関していえば、ファッションやデザイン、映画や音楽を通して学ぶ授業も用意されています。
こうした授業をとるためには中級レベルが必要になるので、まずはそこを目指して基礎フランス語を頑張る学生も多いです。
フランス語初心者でも安心して学べる環境が整っています。

ILSCモントリオール校詳細ページ


◆BLI モントリオール校

モントリオール、ケベックシティの2都市にキャンパスを置く語学学校。
上の2校に比べて規模が小さく、アットホームな環境となっています。
学生の年齢層も幅広く、どなたでも気兼ねなく学習できるため人気です。

BLIでは、「コミュニケーションを通して学ぶ」ことを重要視していますが、それを体現できる環境。
一般英語/フランス語コースはコース時間の選択肢が多く、自分のペースで勉強できます。
英語もフランス語も両方みっちり学びたいという意欲のある学生には、バイリンガルプログラムもお勧めです。

大規模で賑やかな雰囲気に少し抵抗のある方、こじんまりとフレンドリーな環境で勉強したい方にぜひ。

BLI学校詳細ページ


カナダでフランス語を学ぶなら、モントリオールは断然お勧めです!!

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