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大学の夏休みを使ってTOEIC Plus受講!オーストラリア留学で得た英語力と自信

2025年12月8日
大学の夏休みを利用して、オーストラリア・ブリスベンへ7週間の短期留学をされたManaさんの体験談です。

7週間のうち最初5週間はTOEIC試験対策に特化した「TOEIC Plusコース」を受講されました。

短期留学ながらも、濃密な留学生活を送られた貴重な経験を紹介します。
ビザ 観光ビザ
留学都市 ブリスベン
留学先学校 Langports English Language College
(ラングポーツ(ブリスベン校))


どうして短期留学しようと思いましたか?

もともと大学進学の理由のひとつが「留学したい」という思いでした。そのため、在学中の留学制度を利用して海外に行くことを目標にしていましたが、派遣留学の条件に届かず、当初考えていた方法での留学は難しい状況でした。

しかし、「せっかくこの大学に入学したのだから、大学が持っている海外とのつながりを活かしたい」という気持ちがあり、別のかたちで留学のチャンスを探すようになりました。そこで浮かび上がってきた選択肢が、今回の短期留学でした。

結果的に、「どのような形であっても留学を経験したい」という思いから、短期留学という形で海外に挑戦することを決意しました。

ブリスベンを留学先に選んだ理由

留学先としてブリスベンを選んだ理由は、「学校のカリキュラム」と「街の雰囲気」の両方に魅力を感じたからです。

当初はTOEIC対策ができる学校を軸に検討しており、その条件に合っていたことが、ブリスベンという都市を意識するきっかけになりました。また、留学の相談を進める中でブリスベンを勧められたこともあり、候補地として具体的に検討するようになりました。


さらに、ブリスベンという都市について調べていく中で、治安や雰囲気、生活のしやすさなどを知り、「自分に合いそうな街だ」と感じるようになりました。最終的には、学校だけでなく、現地での生活環境も含めて総合的に判断し、ブリスベンを留学先として選びました。

前半5週間TOEIC Plusコースを受講する

クラスの国籍構成と雰囲気

TOEIC Plusコースのクラスは、想像以上に国際色豊かな環境でした。クラスメイトの国籍は、日本、台湾、韓国、コロンビア、フランス、モンゴルなど多岐にわたり、さまざまなバックグラウンドを持つ学生が同じクラスで学んでいました。

クラスの人数はおよそ15名程度で、そのうち日本人は5名ほどでした。日本人の比率は決して低くはありませんが、他国籍の学生も多く、日常的に英語を使う環境が整っていたと感じています。

5週間のコース期間中、基本的には同じクラスメンバーで授業を受けていましたが、途中で別のコースに変更する学生がいたり、帰国する学生がいたりと、多少の入れ替わりはありました。ただし、新たに途中参加する学生はいなかったです。

クラスメイトの留学目的

同じクラスの日本人学生の中にも、さまざまな目的を持った人がいました。中には、ワーキングホリデーでオーストラリアに滞在しながら就労を目指している社会人の方や、オーストラリアの大学進学を目標に、1年間かけて英語力を高める準備をしている学生もいました。

このように、年齢や留学目的が異なる学生と学ぶことで、英語力だけでなく、将来について考える良い刺激も受けることができる環境でした。

授業内容について

TOEIC Plusコースの授業は、毎朝まず軽いウォーミングアップから始まります。単語を使った簡単なゲームなどを通して頭を英語モードに切り替える時間が設けられており、約30分ほどリラックスした雰囲気でスタートしていました。

その後は、日によって内容が変わるため、「毎日この順番で進む」といった決まった流れはありませんでしたが、リスニング・リーディング(文法含む)・ボキャブラリー強化といったTOEIC対策の核となる要素は、ほぼ毎日バランスよく取り入れられていました。

実践的なリスニング対策

リスニングの授業では、実際のTOEIC試験問題を使用しながら学習が進められました。ただし、いきなり試験を通しで解くのではなく、「Part1」「Part2」といったようにパートごとに分けて対策を行い、それぞれの出題傾向や解き方のポイントについて解説を受けてから演習に取り組む形式でした。

授業の冒頭では、問題を解く際の注意点やコツといった“テクニック的な要素”も説明されるため、初めてTOEICに挑戦する人でも理解しやすい構成だったといえます。後半になると、複数パートを組み合わせた短縮版の問題にも取り組み、より実践的な練習へとステップアップしていきました。

各国の学生との学習スタイルの違い

授業中は、他国籍の学生による積極的な質問も多く、特に南米出身の学生や台湾人の学生が、意味や使い方について細かく質問する場面がよく見られました。

そうしたやり取りを見る中で、「リスニングは外国人学生の方が得意だが、リーディングや文法面は日本人の方が強い」といった傾向を感じることも多く、日本人は文法力がしっかりしている一方、リスニングに課題を感じることが多いという印象を受けました。国ごとの得意分野の違いを実感できる点も、多国籍クラスならではの学びだったといえます。

ボキャブラリー学習の進め方

ボキャブラリー学習については、「覚えてきなさい」といった宿題形式ではなく、授業内でテーマごとに単語を学ぶスタイルでした。たとえば「就職」「マーケティング」など、TOEICによく出題されるビジネス分野の語彙を中心に、実用的な単語や表現を学び、その場でノートにメモを取る形で進められていました。

翌日に簡単な確認はあるものの、単語テストのような形式的なチェックはなく、最終的には「自分次第でどれだけ身につけるか」が求められる授業スタイルでした。なお、板書された単語の数は1回につき10語前後で、日本人学生は特に熱心にメモを取る傾向だったと記憶してます。


先生の教え方について

TOEIC Plusコースでは、5週間を通して同じ先生が担当しており、授業の進め方にも一貫性がありました。全体として教え方そのものは分かりやすく、自分には合っていたと思います。

一方で、少し物足りなさを感じた点もあり、それは、「問題演習の時間が多く、解説が比較的少なかったこと」です。授業中は、問題を解く時間が多く設けられていましたが、解答の解説は十分とは感じられず、理解が浅いまま次に進んでしまう場面もありました。

私としては、「演習は自宅で行い、授業時間は解説にもっと使ってほしかった」と感じており、最終的に解説資料や解答集が配布されることもなかった点は、やや不満かなって思いました。そのため、分からなかった問題については、自身で調べる工夫をしながら学習を進めていました。

具体的には、理解できない問題をAIツールなどを活用して調べ、どうしても納得がいかない部分だけを先生に質問するという方法で補いました。自学自習の姿勢が求められる環境だったと思います

担当講師は男性の先生で、全体的に真面目で落ち着いてました。教え方自体は丁寧で分かりやすいものの、「解説中心で学びたいタイプの人」や「細かい説明を求める人」にとっては、やや物足りなさを感じる場面もあったかもしれません。

一方で、「自主的に学習を進められる人」や「演習量を多くこなしたい人」にとっては、十分に力を伸ばせる授業内容でした。

TOEIC試験対策はどのくらい行っていたか

TOEIC Plusコースでは、試験対策として単に問題を解くだけでなく、TOEICに特化した指導がしっかり行われていました。

授業では、解答テクニックのような「コツ」を教えてもらう機会も多く、時間配分の考え方や問題の解き方など、実践的な内容を学ぶことができました。

また、文法についても重点的に指導があり、一般的な英文法というよりは、「TOEICによく出題される文法事項」を中心に学ぶ形式でした。試験に頻出する文法表現や構文を重点的に扱っていたため、TOEIC対策として非常に実用的な内容でした。


そのため、文法の学習は、単なる基礎固めではなく、試験本番を意識した内容に特化していたのが印象的でした。

さらに、語彙についてもTOEIC頻出単語を中心に扱い、ビジネスシーンや試験でよく見かける単語を学ぶ機会がありました。これらを通して、「TOEICに必要な知識を、効率よく身につけられる環境でした」。

結果として、テクニック・文法・語彙の3つの面から、バランスよく試験対策ができるカリキュラムだったと思います。

模擬試験の実施について

TOEIC Plusコースでは、コースの初日と最終週の2回、模擬試験が実施されました。最後の模擬試験は、最終週の火曜日に行われ、受講期間の成果を確認する機会として位置づけられていました。

ただし、最終週になると、受講生の中には模擬試験に参加しない学生も見られ、特に南米やヨーロッパ出身の学生の欠席が目立ったかなと。そのため、クラス全体の人数は最初の頃に比べて、やや減少していました。

模擬試験終了後の水曜から金曜にかけての授業は、基本的にはそれまでと同様に進められていましたが、最終週ということもあり、授業の雰囲気にはやや変化があったかなと思います。

内容そのものが大きく変わることはなかったものの、試験が一段落したことで、先生と生徒の会話の時間が増え、雑談を交えたコミュニケーションが多くなりました。授業が形だけになったわけではありませんが、全体として、最後は少しリラックスした雰囲気の中で進んでいきました

形式張った緊張感が続くというよりは、最後は程よく力が抜けた状態でクラスが進み、コースを締めくくったって感じです。

印象に残っている授業内容について

5週間のコースの中で特に印象に残っている内容としては、TOEICリスニングの解き方に関するテクニックでした。特定の1回の授業というよりも、授業を通して繰り返し学んだ「問題の捉え方」や「選択肢の見方」などのノウハウが、実践的で役に立ちました。

また、文法の授業も強く印象に残っているポイントの一つでした。もともと自分の中であいまいだった部分について、改めて整理できたことで理解が深まり、「きちんと復習できた」という実感があります。

文法の授業では、毎回スライドを使用して説明が行われており、視覚的にも理解しやすい構成だったことが、印象に残った理由の一つです。トピックごとに要点がまとめられていたため、後から見返した際にも理解しやすい内容でした。

リスニングのテクニックと文法の整理という2つの軸が、この5週間の中で特に「学んで良かった」と実感できたポイントです。

後半2週間UFOコース&Langportsについて

UFOコース(レベル5)について

受講したのは、UFOコースのレベル5クラスでした。クラス内の日本人学生は、おおよそ5名ほどでしたが、全体としてはTOEIC Plusコースと同様、複数の国籍の学生が在籍する多国籍な環境でした。

UFOコースでは、1コマ目に「Use of English(文法・語法)」の授業があり、2コマ目に「フォーカスクラス」と呼ばれるスキル別授業が組み込まれていました。フォーカスクラスでは、リーディングやリスニング、コミュニケーションなど、曜日ごとに内容が異なる構成となっており、1コマ目のクラスとはメンバーが多少入れ替わるものの、レベル自体はおおむね同じレベル5の学生が中心でした。

フォーカスクラスについては、特に印象に残っている授業の一つで、担当教師はレベル5専属の先生で、曜日によって科目が変わっても同じ講師が指導にあたっていました。一方で、「Use of English」の授業は別の教師が担当し、こちらは比較的厳しめで、きちんとした雰囲気の中で進められていました。


対照的に、フォーカスクラスは非常にリラックスした雰囲気で行われており、ディスカッションの時間が多く設けられていました。スピーキングが中心となることも多く、リーディングやリスニングの授業であっても、自然と会話中心の授業になる場面が多かったです。先生と生徒の距離も近く、雑談を交えながら進むこともあり、今は何の授業だったか分からなくなるほど会話に集中する時間もありました。

フォーカスクラスは形式ばった授業というよりも、英語を使って話す機会が多い実践的な学びの場として強く印象に残っており、UFOコースの中でも特に充実した時間でした。

TOEIC PlusコースとUFOコースの違い

TOEIC PlusコースとUFOコースを比較すると、授業全体の雰囲気には大きな違いがありました。UFOコースの方が全体的にリラックスした空気感で進む印象が強く、TOEIC Plusコースはよりアカデミックで、試験対策色の強いカリキュラムでした。

特に「Use of English」の授業では、文法や語法といった基礎的な内容を扱う点は共通しているものの、UFOコースではアクティビティ形式やゲーム要素を取り入れた学習が多く、楽しみながら英語に触れられる工夫がされていました。一方で、TOEIC Plusコースは試験を意識した実践的な内容が中心で、効率よくスコアアップを目指す構成になってました。

UFOコースは「英語を楽しみながら学ぶ」ことに重きを置いた授業スタイルである一方、TOEIC Plusコースは「目標スコアの達成」にフォーカスした学習スタイルという印象で、目的によって向き不向きが分かれると感じました。ただし、UFOコースも決して緩すぎるわけではなく、「Use of English」の授業に関してはしっかりと学べる内容で、基礎固めとして十分な学習量でした。

English Only Policyについて

学校には一応「English Only Policy(校内では英語のみ使用)」のルールが設けられていました。ただし、全体的に厳格に管理されているというよりは、コースや担当講師によって運用の厳しさに差がある感じでした。

特にTOEIC Plusコースの担当講師は比較的厳しく、授業中に英語以外の言語を使用していると注意を受けることがありました。一方で、他のクラスや共有スペースではそこまで厳しく取り締まられている様子はなく、昼休みなどに学生同士が母国語で会話していても、受付スタッフなどから注意されることはほとんどなかったです。

そのため、English Only Policyは「形式上はあるものの、日常的には比較的緩やかな運用」という印象で、違反したからといって退学処分になるような厳しいペナルティを受けた事例も見聞きしませんでした。

アクティビティについて

チアリーディングに参加

学校のアクティビティにも参加しました。参加したのは、10月に開催される「Langports Games(ブリスベン校vsゴールドコースト校対抗のイベント)」に向けたチアリーディングの練習です。

もともと自分から積極的に参加しようと思っていたわけではなく、友人に「一緒にやってみよう」と誘われたのがきっかけで参加しました。最初は「オープン参加」のような雰囲気で、「興味がある人は来てみて」という感じだったので、軽い気持ちで教室に行ってみました


当日は参加者は8人ほどで、約1時間ほど簡単な動きや振り付けを教えてもらいました。内容としては軽い体験型のレッスンのようなもので、雰囲気を知るにはちょうど良いアクティビティでした。

映画鑑賞

チアリーディング以外にも、いくつかのアクティビティに参加しました。合計で3つほど参加したのですが、その中でも特に印象に残っているものがあります。

映画鑑賞のアクティビティにも参加しましたが、こちらは教室で参加者同士が話し合って作品を1本選び、みんなで視聴するというシンプルな内容でした。ポップコーンが配られるなど、ちょっとしたイベント感はありましたが、内容としては「気軽に参加する交流会」といった雰囲気に近かったです。

男子とサッカーをする!

その中で一番良かったと感じたのは、サッカーのアクティビティでした。学校からバスで移動し、屋外の大きなグラウンドで行われ、参加者は30人ほど集まってました。男子だけでなく女子の参加者もおり、男女混合でプレーする形式でした。

特に印象的だったのは、ブラジル人の参加者のレベルの高さです。いわゆる「ストリートサッカー」のようなプレースタイルで、リフティングや細かいボールさばきが非常に上手く、「さすがブラジル人」と感じる場面が多かったです。

実は私もサッカー経験者で、中学・高校時代に本格的にサッカーに打ち込んでいました。中学生の頃は男子サッカー部に入り、高校では札幌のクラブチームに所属してプレーしてました。当時は公式戦にも出場しており、ポジションは主に右サイドバックを担当していました。

そうした経験があったからこそ、このサッカーアクティビティには強く惹かれました。海外でサッカーをする機会はなかなかないため、「これは行くしかない」と思って参加しました。

一方で、サッカーのレベルは想像以上に本格的で、軽い運動のつもりで参加した日本人の男子学生が、ブラジル人の参加者からプレーについて厳しく指摘される場面もあり、「アクティビティとはいえ、かなりガチだった」と感じました。

私は経験者だったこともあり問題なく楽しめましたが、サッカー未経験の人にとっては少しハードルが高く感じるかもしれません。ただ、その分、本気でプレーする人が多く、自然と会話も生まれやすく、打ち解けやすい雰囲気はありました。

実際に「サッカー上手いね」と声をかけられることも多く、「なんでそんなにできるの?」と聞かれることもあって、スポーツを通じて自然にコミュニケーションが取れる点は、とても良い経験になりました。


参加したのは結果的に1回のみでしたが、もし留学初期から参加していたら、友達の輪はもっと広がっていたと思いました。実際に参加したのは滞在の後半だったため、深い交流までは至らなかったものの、スポーツ系のアクティビティは「人と仲良くなるきっかけ作り」として非常に有効だと感じました

そのほかにも、バスケットボールやバドミントン、バレーボールなどのスポーツ系アクティビティも用意されており、語学の勉強だけでなく、人との交流の場が多く用意されている点が印象的でした。

TOEIC PlusコースやUFOコースなど、座学中心のコースに在籍している場合こそ、こうしたアクティビティに積極的に参加することで、英語を使う機会が増え、友人も作りやすくなると感じました。

ゴールドコーストへ往復100円で行けた!!

アクティビティの中でも、印象に残っているもののひとつが「ドリームワールド」へのツアーでした。

この日は、参加者全員で写真を撮ったり、グループ行動をする人もいましたが、必ずしも集団行動が必須というわけではなく、それぞれ自由に楽しめるスタイルで私は友人と2人で行動し、園内を回りました。

みんなで固まって行動する必要はなく、チケットだけ購入して自由に回れるので、気楽な感じでした。強制的にグループ行動になることはなく、個々のペースでアクティビティを楽しめる点が良かったです。

特に驚いたのが、交通費の安さです。留学中は、クイーンズランド州の交通制度のおかげで、公共交通機関が1回50セントで利用できドリームワールドへ向かう際も、バスや電車を利用しましたが、片道50セント、往復でも100円程度という破格の安さで済みました

日本では考えられないくらい安く往復で100円でゴールドコーストまで行けるなんて、本当にありがたかったって思います。

交通費が安かったことで、ゴールドコーストにも気軽に足を運ぶことができ、放課後や休日の行動範囲も自然と広がったと思います。

ブリスベンでの生活について

ブリスベンの冬について

私は冬の時期にブリスベンへ渡航し、約1か月ほど現地で生活しました。出発前は「冬のオーストラリアは寒いのでは」と思っていましたが、実際に過ごしてみると、とても快適な気候でした。

朝晩は少し冷え込むものの、厚手のコートまでは必要なく、パーカー1枚で十分に過ごせる程度で、日本の冬に比べるとかなり過ごしやすかったです。「冬」という感覚はほとんどなく、日中は穏やかで快適な日が多かった印象です。

生活環境について

生活環境についても、ブリスベンは落ち着いていながらも必要なものは一通り揃う、ちょうどよい規模の都市だと感じました。学校はシティ中心部に近い場所にあり、通学も便利でした。

クイーンストリートモール周辺は程よく賑わっていて、「都会すぎず、田舎すぎず」というバランスの取れた雰囲気がとても心地よかったです。長期滞在をするには、ストレスの少ない環境だと感じました。

また、ブリスベンの街では道に迷うこともほとんどなく、公共交通機関も使いやすかったです。ただ、週末に線路工事が入ることがあり、いつも通っているルートが検索に出てこないことは何度かありました。

それでもGoogleマップや現地の交通アプリを使えば問題なく移動でき、不安を感じる場面はほとんどありませんでした。

ブリスベンで印象に残った食べ物

ブリスベンで印象に残っているお店のひとつが、フローズンヨーグルトのお店です。アイスクリームにフルーツやナッツ、チョコレートなどを自由にトッピングできるスタイルで、自分の好みに合わせて楽しめる点が魅力でした。

量り売り形式で、カップに自分で盛り付けていくスタイルですが、意外とたっぷり入れても15ドル前後で収まることが多く、コストパフォーマンスも良かったです。

私は、いちごやバナナなどのフルーツに、ピスタチオソースを組み合わせるのが定番でした。甘いですが、ヨーグルトベースなので後味はさっぱりしており、とても食べやすかったです。

このフローズンヨーグルト店はブリスベンだけでなく、ゴールドコーストにも店舗があり、オーストラリア各地に展開しているチェーン店のようでした。サイズも調整できるので、少量で試すこともでき、友人とシェアするのもおすすめです。

川沿いの景色と街の雰囲気

ブリスベンで特にお気に入りの場所は、サウスバンク周辺の川沿いエリアでした。川の近くには公園やベンチがあり、地元の人たちがのんびり過ごしている姿が印象的でした。

私は、特に目的もなく川を眺めながら座っている時間が好きで、「ブリスベンらしいゆったりとした時間」を感じられる場所でした。観光地としてではなく、日常の一部として溶け込んでいる雰囲気がとても素敵でした。

ブリスベンの花火とエッカ(Ekka)の思い出

滞在中、ブリスベン市内で大規模な花火大会が開催されたことがありました。特別な祝日というわけではなかったものの、街全体がイベントムードに包まれ、シティ周辺の橋の上や川沿いは人であふれかえっていました。

私は開始の1時間前には会場に到着しましたが、その時点でもすでにかなりの混雑で、花火は数か所から同時に打ち上げられる大規模なものでした。およそ30分ほど続き、迫力もあり、忘れられない思い出のひとつです。


一方で、「エッカ(Ekka)」と呼ばれる大きなお祭りにも足を運びましたが、こちらは予想以上に出費がかさみました。入場料を払った上で、アトラクションは1つ乗るごとに追加料金が必要で、思ったほど多くのアトラクションを楽しむことはできませんでした。

それでも、会場で食べたストロベリーサンデーのようなデザートはとても美味しく、食事の面では満足できました。

自然環境について感じたこと

ブリスベンは基本的に晴れの日が多く、「ほとんど毎日が晴れ」と感じるほどでした。年間を通して天候が安定しており、気持ちよく過ごせる日が多かったです。

幸い、私の滞在中は天候にも恵まれ、台風のような強い風はあったものの、大きな災害に巻き込まれることはありませんでした。何事もなく、穏やかに過ごせたことが何よりありがたかったです。

滞在中の人間関係と過ごし方

ブリスベンで出会った留学生たちは、多くが長期滞在の方でした。そのため、週末に旅行へ頻繁に出かけるというよりは、平日は学校、放課後は自習、休日も比較的落ち着いた過ごし方をしている人が多かった印象です。


私も、毎日どこかへ遊びに行くというよりは、学校に残って勉強したり、街を散策したりと、穏やかな日々を過ごしていました。お金もあまりかからず、その分、勉強に集中できる時間が多かったのは良かった点です。

タイミングよく同じくらいの滞在期間の友達ができることもありますが、留学ではどうしても出会いや別れのタイミングが人によって異なります。同時期に来た友人とも、2週間ほどで帰国してしまうことがあり、寂しさを感じる場面もありました。

友人の国籍については、台湾からの留学生が多く、日本人同士で固まるグループも見られました。コミュニティができている分、入りづらさを感じる場面もありましたが、運やタイミングの要素が大きいと感じました。

「クラスにどんな人がいるか」で留学生活の印象が大きく変わるのは間違いありませんが、それも含めて留学のリアルだと思います。

それでも振り返ってみると、全体として「とても良い経験だった」と思える留学生活でした。派手な思い出ばかりではありませんが、日常を海外で積み重ねた1か月は、確実に自分の中に残る時間になったと感じています。

今後、留学しようか悩んでいる方へのアドバイス

私からこれから留学を検討している方へお伝えできることは、「行ける環境があるなら、ぜひ挑戦したほうがいい」ということです。

留学のように、長期間海外で生活できる経験は、学生のうちでないとなかなかできません。実際に生活してみて、私は「将来は日本に住みたい」と思いましたが、それも行ったからこそ気づけたこと でした。

もし行かなかったら、ずっと「留学してみたかった」という気持ちが心に残り続けていたと思います。
実際に行動してみて、初めて自分の価値観や向き・不向きがわかるものだと感じました。


また、これまで一度も海外に行ったことがないのに「オーストラリアに住みたい」と言う人もいますが、私自身の経験から言うと、住んでみて初めてリアルな生活がわかるのだと思います。
良い面も大変な面も、実際に生活しないと本当の部分は見えてきません。

私自身、もともと海外に住むつもりはありませんでしたが、それでも「日本の良さ」を実感できたのは、ブリスベンでの生活を経験できたからこそです。

留学は必ずしも「海外が好きになる」だけの経験ではありません。
行ったからこそ分かる自分の価値観に出会える時間です。

だからこそ、迷っているなら、ぜひ一歩踏み出してみてほしいと思います。

留学前と帰国後で変わったと感じること

留学を通して一番変わったと感じているのは、「海外に行くことへのハードルがぐっと下がった」という点です。英語力が大きく伸びたというよりも、海外へ行くという行為そのものが、自分にとって特別なものではなくなったという実感があります。

私は留学が初めての海外渡航で、飛行機に乗ることすら未経験でした。しかし、実際に一人で移動し、さまざまな場面を自分で対応してみたことで、「案外なんとかなるものだ」と思えるようになりました。出発時に飛行機が欠航になり翌日になるというちょっとしたトラブルがおこり不安もありましたが、東出さんに言われた通りのアドバイスを基に必要な対処を冷静に進められたことで、自信につながった部分もあります。

また、実際に行ってみて感じたのは、「何か起きても、できる範囲のことをしっかりやれば大丈夫」という感覚です。状況を割り切って考えられるようになったのも、留学を経験したからこそだと思います。

短期留学だったため、「世界観が劇的に変わる」といった大きな変化はありませんでしたが、海外へ行くことが身近になり、今後は旅行でも他の国に行ってみたいという気持ちになりました。

英語に関しては、2ヶ月という期間では会話力の大きな伸びには限界があると感じました。特にネイティブと話す機会が日常的に確保できない環境だったこともあり、会話力はホストファミリーのタイプに大きく左右される部分があると思います。ただ、その一方で、学校で出会った韓国人や日本人のクラスメイトから英語を教えてもらうこともあり、環境としては恵まれていたと感じています。

お店でのやり取りなど、日常生活で必要な英語は意外と対応できると分かったことで、さらに自信がつきました。今後はTOEICのスコアも目標として伸ばしていき、就職に向けて活かしていければと考えています。

北海道留学センター東出より

初海外の短期留学をされて、帰国後色々お話を聞かせてもらいました。出発時、航空会社の欠航で1日出発が遅れるハプニングから留学がスタートになりましたが、初海外って事なのにそれも落ち着いて対処されて素晴らしいと感じました。


今回の留学の目的TOEIC Plusコースで沢山の事を学べたそうで本当良かったって思います。ブリスベンで充実した時間を過ごすことが出来たようで本当良かったです。

残りの学生生活充実させて、社会へはばたけるようにしてください!

これからも引き続き応援してます!
短期/長期語学留学、ワーキングホリデーに関する詳しい詳細をお知りになりたい方は、お気軽に無料留学相談フォームからお問い合わせください