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【カナダ】CICCCの見学レポート&4つの魅力(2020年度)

2020年4月23日
カナダはブリティッシュコロンビア州バンクーバーに2キャンパスを持つ

Cornerstone International Community College of Canada
(コーナーストーンインターナショナルカレッジオブカナダ)


(ちょっと名前が長い学校です。。。)

今回はメインキャンパスに訪問し、留学業界では重鎮的存在のShigeoさんに学校をご案内していただきました。Naoki的同校の魅力と合わせてレポートをお届けします!

コーナーストーンインターナショナルカレッジオブカナダ(CICCC)とは

Cornerstone International Community College of Canada(コーナーストーンインターナショナルカレッジオブカナダ、以下CICCC)は、1980年開校の老舗コミュニティカレッジです。

バンクーバー中心部にMainキャンパスとTechキャンパスの2キャンパスを持ち、6つの専門コースを開講しています。生徒数は800〜900名でおよそ50の国と地域から留学生が集まります。

CICCCの最大の特徴は、企業で即戦力として働くことができるように実践的に学べるところ。それを象徴するように、6つの専門コースそれぞれにCo-op(有給インターンシップ)が組み込まれています。

• International Business Management with Co-op
• Customer Relations Specialist with Co-op ⇒ 【カナダ】CICCCのカスタマーリレーションでビジネスの基礎を学び、インターンシップ!
• Hospitality Management with Co-op
• Digital Marketing Specialist with Co-op
• Web & Mobile App Development with Co-op ⇒【カナダ】バンクーバーでWEBマーケティングを学び有給CO-OP(インターンシップ)
• Network & System Solutions Specialist with Co-op

コース期間はコースによって8ヶ月、12ヶ月、24ヶ月とあり、前半はキャンパスでの授業、後半は現地企業でのインターンシップとなります。

また、各コースの受講は当然すべて英語になりますが、専門性が高いため高い英語力と予備知識が必要となります。CICCCでは、コースの授業についていけるようにESLコース・準備コースも用意しており、英語力が心配な方もスタートできます。

Naokiが思うCICCCの魅力①~企業で即戦力となる人材を育てる

英語だけの留学にしない、将来に生きる経験に

留学に行くことへのハードルが低くなっている現代だからこそ、ただ「海外で英語を勉強してきました」「ワーホリしていろんな経験を積んできました」では帰国後の就職活動・転職活動でアピールになりません。

CICCCでの留学を通して、英語力はもちろん、プラスアルファで自分のアピールになる現地企業での就労経験およびディプロマ(コース修了証)を日本に持ち帰りましょう。

各コースでのCo-opインターン業界一例
International Business Management
国際ビジネス経営
事務職、受付、会計職、マーケティング関連、
金融関連、教育関連(学校・エージェント)、不
動産、販売スタッフ、飲食関連(サーバーなど)
Customer Relations Specialist
接客スペシャリスト
飲食関連(サーバーなど)、販売スタッフ、旅行
業界など
Hospitality Management
ホスピタリティ経営
ホテル業界、旅行業界、空港、飲食関連
Digital Marketing Specialist
デジタルマーケティングスペシャリスト
ソフトフェア会社、IT関連企業(ソーシャルメディ
ア、デジタルマーケティング、ウェブ開発、SEO
対策など)、不動産開発会社など
Web & Mobile App Development
ウェブ&モバイルアプリ開発
IT関連企業:ウェブ開発、モバイル開発、フロン
ト&エンド&フルスタックエンジニア、QAテス
ターなど
Network & System Solutions Specialist
ネットワーク&システムソリューションズスペシャリスト
IT関連企業(Support Technician、System
Engineer、Network Engineer, Cloud Analyst,
Security Analystなど)
現地企業での経験、1年2年のコースをきちんと卒業した証明書があるということは、それだけ苦しんだということでもあります。カナダという異国の地で生活をするだけでも文化の違いから様々なことを経験できますが、それに加えて「英語もできる」「実務経験もある」「遊んで終わりではなくきちんと学校を卒業している」学生や社会人は、人事担当には魅力的にみえるはずです。
Co-opの仕事って見つかるの?
「@必ず見つかりますとは言えませんが、当校での就職率は96%です。専任のコーディネーターが2名おり、しっかりとサポート。1名はビジネスとホスピタリティ、カスタマーリレーション担当。もう1名はIT プログラムの生徒さん専用のコーディネーターがしっかりサポートして仕事探しをお手伝いいたします。通常、Co-op開始の2~3ヶ月前から準備にかかります。」

訪問した2020年3月のスケジュール表には、来月から仕事をスタートしたい学生は全員参加必須の「Co-op Preparations」、その他にもプレゼンテーションスキル、レジュメ(履歴書)の書き方、LinkedInの活用方法、仕事探しのワークショップ、さらに業界のゲストスピーカーを招いた講演会の案内も。仕事探しのときに使用する証明写真も業者を呼んで撮影が可能で、CICCCがいかにCo-opに力を入れているかがおわかりいただけると思います。

Naokiが思うCICCCの魅力②~働きながら勉強できる

「留学したいけどお金が、、」という方は注目

留学とお金の問題は切っても切り離せません。特にCICCCのコースはCo-opがプログラムに組み込まれていることもあり、期間が最短でも8ヶ月、長いものだと24ヶ月(2年)と長いので、単なる語学留学で3ヶ月、ワーホリで3ヶ月という留学と比べると留学全体にかかるコストは高くなります。

ところが、実際に準備が必要な金額を細かく見ていくとおもしろいことがわかります。

たとえば、弊社でも人気のコース「Web & Mobile App Development」(ウェブ&モバイルアプリ開発)は1年の授業と1年のCo-opの合計2年コース。授業料は、
入学金 250ドル
授業料 15,995ドル
教材費 850ドル
17,095ドル

日本円にするとおよそ130万円です。航空券や保険、月々の生活費を加味すると、少なくとも400万円は必要になるでしょう。

「え、そんなの無理、、、」と思った方。ご安心ください。

この400万円という数字はあくまでも2年間トータルでかかるコストであり、出発前に準備しなければいけない費用ではないのです。

もっと言うと、Co-opを含むコースはCo-opビザといって週20時間までのアルバイトが認められます。つまり、生活費を稼ぎながら学校に通うことができるうえ、コース後半のCo-opインターンシップ期間中は実習先からお給料が出るのでさらに収入が増えることになります。

バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州の最低賃金は2020年6月1日から時給13.85ドルとなりますので、仮に最低賃金で雇ってくれるレストランでサーバーの仕事があれば

時給13.85ドル×週20時間×4週間×24ヶ月=26,592ドル

およそ200万円は稼ぎ出すことができる計算です。

また、「Web & Mobile App Development」(ウェブ&モバイルアプリ開発)のインターンシップは960時間となりますので、

時給13.85ドル×960時間=13,296ドル

およそ100万円がインターンシップ先からの給料として計算できます。

学校のコースとは関係ない個人的なアルバイトとCo-op有給インターンシップの給与を合わせると約300万円になりますので、トータルコスト400万円から差し引くと自力で100万円準備できればよい計算になります。

もちろんこれはアルバイトが1ヶ月目で見つかり、最低時給環境でマックスで2年間働けた場合の理想の収入なので、余裕があるに越したことはありません。が、「400万円は用意できないよ、、、」とそこだけで諦めてしまうのは早いよというお話です。

Shigeoさんによると、日本でSEの経歴がある方でCo-opのインターンシップ先から時給60ドルほどもらっていた猛者もいたようです。カナダはキャリアがものをいう国ですから、業界ですでに経験がある社会人の方にももちろんオススメなのです。

*日本円は、4月22日(水)時点での為替レート「1カナダドル=77円」にて算出しております。お支払い時の為替レートにより変動致しますのでご注意ください。


Naokiが思うCICCCの魅力③~本コースについていくためのESLクラスもある

「英語ができないけど学びたいことがある」方にこそオススメ

「英語なんて高校以来勉強していない」「英語を話すことなんて今までしたことがない」

そんな方も多いと思いますが、言葉はご自身の努力と環境でどうにでもなります。大切なのは

英語を使って何をしたいか?何を学びたいか?

CICCCには大きく分けて6つのコース(国際ビジネス、接客、ホスピタリティ、デジタルマーケティング、ウェブ&モバイルアプリ、SE)がありますが、もしそのどれかに興味をお持ちであればCICCCのESLコース(英語コース)「Intensive English Program」からスタートするのがオススメです。

CICCCのESLプログラムはフルタイムで4週間から受講できます(入学日は4週間に1度)。

授業は総合英語でBeginner〜Advancedまで12レベルに分かれていて、4週間に1度のテストがあり、その結果や出席率、課題の提出、コミュニケーションレベルなどを考慮し、次のレベルアップの対象とします。その規定をクリアすれば4週間で次のレベルに上がります。
9:30〜12:20 3レッスン
12:20〜13:00 ランチ
13:00〜14:50 2レッスン
事前にオンラインのレベル分けテストを実施したうえで入学するクラスを決定します。

通常の語学学校と比較すると、単純に英語そのものを勉強するのではなく、その後自分が入ることになる6つのどれかの本コースで授業についていくために受講するという明確な目標がある点が大きな違いとなります。

必然的にコースでの授業に必要な専門用語を織り交ぜながら授業が進んでいきます。

また、本コースに進む直前の1ヶ月には「準備コース」というそのコース専門の準備プログラムの受講も可能です。ESLプログラムから一歩進んでさらに難解な言葉の意味や専門知識を学んで本コースに向けて準備をしていきます。

特にSEやデジタルマーケティングなどのIT関係のコースは、受講生徒の大半がすでに自国でキャリアを積んでいる社会人。知識面ではまったく問題なく授業についていける方も多いので、「予備知識がない」「業界経験がない」「英語もできない」が揃ってしまうと授業についていくのは困難を極めます。

ESLプログラムは用意されていますが、留学前からがっちりと英語の勉強をしておかないと現地で痛い目に遭いますので気をつけましょう。

Naokiが思うCICCCの魅力④〜最新設備が揃ったキャンパス

40年の歴史を感じさせないスタイリッシュなキャンパス

今回メインキャンパスにお邪魔させていただきましたが、想像以上にスタイリッシュなことに驚きました。
場所はダウンタウンの悪名高き「Hastings Street」(ヘースティングスストリート)。もう少し東側に歩みを進めていくとちょっと物騒な雰囲気になるのですが、CICCCキャンパスのあるエリアはダウンタウンの本当にど真ん中なのでなんともないです。

入り口を入るとすぐにレセプションデスクがあり、この日は女性スタッフが親切に対応してくれました。(写真撮らせてと言ったら逃げて行きました)



通路には「English Zone」の文字が。ただ、語学学校ではないため、生徒に母国語禁止を強要することはないそうです。実際、見学中も英語以外の言葉が聞こえてきました。「English Only」にこだわるレベルではないともいえますね。

 


クラスルームはこんな感じ。PCが備え付けられていて、プロジェクターも完備されています。


英語はもちろん将来につながる留学にしたい方に

ただ海外に行ってきましたで終わるのではなく、英語力とスキルをつけて帰国したい方にはCICCCは非常にオススメの学校です。

どのくらいその業界の知識・経験があるか、どのくらい英語ができるかで、人によっては授業についていくプレッシャー、インターン先が見つかるのかどうかの不安、インターン先での職場環境でも壁にぶち当たることもあるかもしれません。

それでも挑戦したい、覚悟はあるという方はぜひご連絡ください。
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