【カナダvsオーストラリア】ワーホリどっちがいい?費用・仕事・生活を徹底比較
2025年6月17日
2025年度版~ワーホリ迷ったら必見!カナダとオーストラリアの違いを完全解説

カナダとオーストラリアは、ワーキングホリデーの行き先として毎年多くの日本人に選ばれています。それぞれの国に特徴があり、ビザの取得条件、滞在可能期間、就労条件などに違いがあります。
まずは両国の基本情報を比較して、自分に合ったスタイルを見つけましょう。
目次
- 1 2025年度版~ワーホリ迷ったら必見!カナダとオーストラリアの違いを完全解説
- 2 カナダとオーストラリア:ワーホリ基本情報を比較!
- 3 カナダとオーストラリア:ビザ制度と滞在延長のしやすさを比較
- 4 カナダとオーストラリア:文化や生活スタイルの違い
- 5 カナダとオーストラリア:気候・自然環境・都市の雰囲気
- 6 カナダとオーストラリア:仕事探しのしやすさは?人気の職種と時給を比較
- 7 カナダとオーストラリア:生活費・家賃・物価の違い
- 8 カナダとオーストラリア:英語環境と語学力アップのしやすさ
- 9 カナダとオーストラリア:治安・医療・サポート体制の違い
- 10 カナダとオーストラリア:費用はどっちが安い?出発前~帰国までの総費用を比較
- 11 カナダとオーストラリア:それぞれに向いている人のタイプは?
- 12 まとめ:カナダとオーストラリア、ワーホリ選びで後悔しないために
カナダとオーストラリア:ワーホリ基本情報を比較!

カナダとオーストラリアは、どちらもワーキングホリデー先として非常に人気のある英語圏の国ですが、それぞれに特徴があります。まずはワーホリを検討するうえで知っておきたい基本情報を比較してみましょう。
申請条件・年齢制限・ビザの有効期間
両国ともに18歳〜30歳までが申請対象となっており、カナダのワーホリビザは最長1年間x2(2025年5月より)、オーストラリアでは最長3年間の滞在が可能(条件あり)です。また、ビザ申請方法については
カナダは抽選式の申請で、抽選エントリーして当選したら申請の権利を得る、ビザ申請を行い最後は東京or大阪のビザセンターで指紋登録が必要になり指紋登録終えてビザ下りるまで約1カ月は見た方がいいです。
オーストラリアはオンライン申請&書類提出する(英文銀行残高証明で5000ドル+片道航空券(約60万円)以上は必要)、ビザ申請後基本は即日ないし数日でビザが下ります。
*ワーホリビザの基本ルールをまとめると下記のとおりです
カナダ | オーストラリア | |
---|---|---|
滞在期間 | 1年間 x2 =2年間 | 3年間(条件付き) |
定員 | 6,500名 | なし |
年齢制限 | 18-30歳 | 18-30歳 |
就労条件 | なし | 1つの雇用主で最大6ヶ月まで就労可能 |
カナダとオーストラリア:ビザ制度と滞在延長のしやすさを比較

ワーキングホリデーで渡航後、「もっと長く滞在したい」と考える方は少なくありません。そんな時に重要になるのがビザ制度と滞在延長の選択肢です。
カナダではCo-op留学(有給インターン付きプログラム)や学生ビザへ切り替えて延長するケースが多く見られます。就学と実務経験を組み合わせて、さらにスキルアップできるのが魅力です。
一方、オーストラリアではファームジョブ(季節労働)や指定地域での就労経験を通じて、セカンド・サードワーホリビザの取得が可能。これにより最大3年間の滞在が可能となり、しっかり働きながら貯金も目指せます。
このように、将来的に滞在延長を考えている方にとっては、ビザ制度の柔軟さも国選びの大きなポイントになります。それぞれの特徴をよく理解した上で、自分の希望に合ったプランを立てましょう。
カナダとオーストラリア:文化や生活スタイルの違い

どちらも多国籍な移民社会であり、英語環境で生活できる点は共通しています。
ただし、生活スタイルや国民性には違いがあります。カナダは比較的落ち着いた雰囲気で、親切な人が多く治安も安定。
オーストラリアはフレンドリーで陽気な人が多く、アウトドアを楽しむ文化が根づいています。
カナダとオーストラリア:気候・自然環境・都市の雰囲気

カナダは四季があり、特に都市によっては冬が厳しいことも。
オーストラリアは温暖な気候で、海や自然が身近に感じられる生活が魅力です。
都市の雰囲気も異なり、バンクーバーやトロントの都会的な雰囲気に対して、シドニーやブリスベンはより開放的でカジュアルな印象です。
どちらの国も魅力的ですが、自分の性格や目的に合った国を選ぶことで、より充実したワーホリ生活が送れるでしょう。
カナダとオーストラリア:仕事探しのしやすさは?人気の職種と時給を比較

カナダでのワーホリの仕事事情
カナダのワーキングホリデーでの仕事探しは、バンクーバーやトロントなどの大都市を中心に展開されています。 人気の職種としては、カフェ・レストラン・ホテルなどのサービス業がメインで、多くの求人情報が出回っています。英語力は求められる場面が多いですが、日本食レストランやアジアンレストランなども多数あり、英語に自信がない人でも比較的チャレンジしやすい環境です。 また、都市によって時給相場が異なりますが、平均して時給16〜18カナダドル程度が一般的。経験や英語力が高い場合、さらに高時給のポジションも目指せます。
カナダ州別の最低時給⇒(【2025年度版】カナダの州別最低時給について)
オーストラリアでのワーホリの仕事事情
オーストラリアのワーホリでは、シドニー、メルボルン、ブリスベンなど主要都市での仕事探しが人気です。また、オーストラリア特有の制度として、ファームジョブ(農業や季節労働)を経験することで、セカンドワーホリ(2年目延長)サードワーホリ(3年目延長)の申請が可能になるメリットもあります。
職種はカフェ・レストラン・ホテル業に加えて、ファームや工場勤務など選択肢が広く、時給25オーストラリアドル程度と、カナダよりやや高めの傾向があります。
また、オーストラリアはチップ文化があまり根付いていないため、基本給がしっかりしているのも魅力の一つです。
オーストラリア最低時給⇒24.95豪ドル(2025年7月1日から)
カナダとオーストラリア:生活費・家賃・物価の違い

カナダとオーストラリアでワーキングホリデーを考える際、現地の生活費や物価の違いはしっかり把握しておきたいポイントです。家賃・食費・交通費などの生活コストは国や都市によって大きく異なり、トータルの滞在費用に影響します。
カナダは都市によって生活コストに差がある
カナダは都市によって物価に大きな違いがあります。 特にバンクーバーは家賃が非常に高く、シェアハウスでも月900〜1200CAD程度が相場になります。一方でトロントや他の地方都市では家賃がもう少し抑えられることもあります。また、カナダは食費・交通費・携帯代が比較的安定しているため、生活スタイルや住むエリアを工夫すればコストを抑えることも可能です。
オーストラリアは時給が高いが家賃も高め
オーストラリアは最低時給が高め(約25オーストラリアドル)で収入面は魅力的ですが、その分家賃も高めに設定されている都市が多いのが特徴です。 シドニーやメルボルンなどの人気都市では、シェアハウスでも週250〜350AUD程度が相場。特に中心部に住む場合はさらに高くなるケースもあります。食費や日用品、外食費もやや高めの傾向ですが、交通費や携帯代は日本と比べてそれほど高額ではありません。
カナダとオーストラリア:英語環境と語学力アップのしやすさ

ワーキングホリデー先を選ぶうえで、英語環境はとても重要なポイントです。現地でどれだけ実践的な英語に触れられるか、語学力がどれだけ伸びるかは、国や都市によって差が出てきます。ここでは、カナダとオーストラリアそれぞれの英語環境の特徴を比較してみましょう。
カナダ:発音が聞き取りやすく、訛りが少ない
カナダ英語はアメリカ英語に近く、クリアで聞き取りやすい発音が特徴です。独特な訛りがほとんどなく、初心者〜中級者でも学びやすい英語環境と言えます。また、移民国家のため多国籍なコミュニティが形成されており、英語が母語でない人たちと一緒に学べることから、初心者の方でも安心して英語を使う機会を増やすことができます。
語学学校へは24週間まで通う事が出来、質も全体的に高く、日本人比率は都市によって異なるものの、バンクーバーやトロントなどの大都市ではやや高め、地方都市では低めの傾向があります。
オーストラリア:ローカル英語の癖があるが実践的
オーストラリア英語は独自のアクセントやスラングが多く、はじめは慣れるのに時間がかかることもあります。しかしその分、実際の会話力が養われ、リスニング力や実践的なスピーキング力が鍛えられやすいのが特徴です。オーストラリアも多国籍な環境ですが、現地ローカルの職場に入るとオージーイングリッシュに触れる機会が増えるため、自然なスピードや言い回しに慣れやすいというメリットがあります。
語学学校の選択肢も豊富で、都市によって日本人比率は異なりますが、シドニーやメルボルンなどの都市部では日本人学生も比較的多く見られます。
カナダとオーストラリア:治安・医療・サポート体制の違い

海外生活を考えるうえで「治安」や「医療体制」はとても大事なポイントです。カナダもオーストラリアも世界的に見て安全な国と評価されていますが、都市ごとに違いがあるため、渡航前に基本情報を押さえておくと安心です。
両国とも治安は良好だが、都市部では注意が必要
カナダ・オーストラリアともに比較的治安が良く、海外初心者でも過ごしやすい環境と言えます。ただし、どちらの国でも都市部ではスリや置き引きなどの軽犯罪が発生することがあり、夜間の一人歩きや人通りの少ないエリアでは注意が必要です。特に観光客の多い場所や繁華街では、スマートフォンや財布などの持ち物に気を配り、基本的な防犯意識を持って行動しましょう。
海外保険・医療サポート・公共サービスの違いも解説
医療体制については、どちらの国でも公立・私立の医療機関が整備されており、質の高い医療を受けることができます。ただし、日本の健康保険は使えないため、ワーホリや留学で滞在する場合は必ず海外旅行保険(海外留学保険)に加入することが大前提です。
カナダは州によって医療制度が異なるため、渡航先の州ごとの医療事情や公的保険の加入可否も確認しておくと安心でしょう。
カナダとオーストラリア:費用はどっちが安い?出発前~帰国までの総費用を比較

ワーホリにかかる費用は、国選びの大事なポイントのひとつ。出発前の準備費用から現地での生活費まで、トータルでどのくらいかかるのかを事前に知っておくことで、無理のない計画が立てられます。ここではカナダとオーストラリアのワーホリ費用の違いを比較してみましょう。
支出~航空券・ビザ申請料・保険料・学費・生活費をチェック
航空券比較
まず、航空券の費用はシーズンや都市によって異なりますが、概ねオーストラリアの方が日本からの距離が近い+LCCを活用する事で料金を抑える事が可能です。カナダの場合はZipAir社の運行が始まりましたが、バンクーバーのみになってるためオーストラリアよりは料金的に高くなる傾向にあります。ビザ申請料金比較
ビザ申請料はのオーストラリアの方がやや高め(650豪ドル=約6万円)です。カナダの申請料金は約3.8万円ですが、北海道の方の場合は東京or大阪まで指紋登録へ行く必要があるため、その航空券往復を加えるとオーストラリアと同じくらいに申請料金になると思います。海外留学保険比較
海外旅行保険(留学保険)については、日本の保険会社で加入する場合は共通になります語学学校に通う場合
学費はカナダ・オーストラリアともに学校やコース内容によって差がありますが、1ドルがカナダだと105円前後、オーストラリアの場合は95円前後と10円の差があるため一般的にオーストラリアの方が費用を抑えられます。生活費
生活費(家賃・食費・交通費)は、オーストラリアの都市部は家賃がやや高めですが、カナダでもバンクーバーなど人気都市は家賃相場が高いため、都市選びで大きく変わってきます。収入~現地で稼げる仕組みのチェック
オーストラリアでは、「ファームジョブ」と呼ばれる農場や果樹園などでの季節労働が盛んで、ワーホリの人たちが短期間でまとまった収入を得る手段として人気があります。さらに、ファームジョブで一定期間働くことで「セカンドワーホリ」の申請資格を得られる制度もあり、長期滞在を希望する方にとっては大きなメリットとなります。一方、カナダでは有給インターンやカフェ・レストランなどの一般的なアルバイトが中心で、ファームジョブのような制度はありません。
自分の英語力や希望する仕事スタイルに合わせて、どちらの国がより自分に合っているか考えてみましょう。
カナダとオーストラリア:それぞれに向いている人のタイプは?

カナダとオーストラリア、どちらのワーホリが自分に合っているのか? 迷っている方も多いのではないでしょうか。国ごとの特徴や魅力が異なるため、自分の性格や目的に合わせて選ぶことが大切です。ここでは、カナダとオーストラリアそれぞれに「向いているタイプ」をご紹介します。
カナダ向きのタイプ
・英語力アップをしっかり目指したい方・発音がクリアな英語を学びたい方
・都市型の生活(カフェ文化やイベントなど)を楽しみたい方
・四季があり、ウィンタースポーツや紅葉などを楽しみたい方
カナダは英語学習の環境が整っており、発音の癖も少ないため初心者でも安心して学べます。またバンクーバーやトロントなどの大都市には、多国籍な文化や洗練された都市生活が広がっており、都会好きの方にはぴったりの環境です。
オーストラリア向きのタイプ
・貯金を重視して稼ぎたい方・大自然やビーチアクティビティを楽しみたい方
・カジュアルでフレンドリーな雰囲気が好きな方
・ファームジョブなどでセカンドワーホリを目指したい方
オーストラリアは時給が高めで貯金をしやすい国。またビーチやアウトドアが好きな方、自然を満喫したい方には絶好のロケーションです。さらに、ファームジョブを活用すれば、長期滞在も可能になります。
まとめ:カナダとオーストラリア、ワーホリ選びで後悔しないために
カナダとオーストラリア、どちらのワーキングホリデーもそれぞれに魅力やメリットがありますが最も大切なのは「自分の目的やライフスタイルに合った国」を選ぶことです。
「しっかり英語力を伸ばしたい」「貯金を重視したい」「自然を満喫したい」「都会で働きたい」など、人それぞれ目指すワーホリ像が違います。事前に情報を集め、自分の希望と照らし合わせながら検討しましょう。
また、留学エージェントのようなプロのアドバイザーに相談すれば、自分に合った国や都市、プランの提案を受けられます。
ひとりで悩まずに、こうしたサービスも積極的に活用して、後悔のないワーホリ選びにつなげましょう!
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